▼2019/10/23 水曜日
真夜中に日記を書いたりして寝たんだか寝てないんだか。よくわからぬまま6時過ぎ覚醒。
7時半くらいに朝食に
今日は乳頭温泉郷でいくつか温泉に浸かり、岩盤浴の玉川温泉へ行く。
温泉郷まで1時間半だし…とのんびり出発。
運転しながらどーして私は楽しいのだろう、と考えた。
飛行機でどこかへポーンと行くとそこがどこか皮膚感覚ではわからない。
運動会の種目でバットに頭を付けてクルクル回って走るというのがあるが、あれだよな。そういうことだ。
子どもの頃屋根から飛び降りたのも、大酒を飲んだのも、わけわかんなくなるのが好きだったんだろう。よくぞドラッグにハマらなかった。偉かった。なんてことを思ったり長岡輝子さんの朗読に耳を傾けたりして快適ドライブ。
そんなに早くから日帰り入浴はやっていない筈と思っていたが実は9時からやっているところもあったのだった。全部の温泉を制覇したかったら作戦が必要だった。
まあ自分はそこまでの執着はなく、昔、仲間と泊まったとこに行ければそれでよかった。入口に水車があり電気のない一軒宿。
9時前に出て快適ドライブ。たまに安全装置がタイヤに制動をクックックと掛けるのが気に入らない。私に指図をするなー。けど、日頃は「軽」に乗っている私にとっては走りに力があるとは感じる。どこもかしこも紅葉。こうようというより黄檗。黄色黄色黄色真っ黄色。
かなりの人出。YOUたちも沢山いた。10時半に国民休暇村に着いたが、ココは11時からであった。次は日帰りを受け付けていない鶴乃湯山部に行ってしまったり。
とりあえず蟹湯温泉に着いたので内風呂、中の露店風呂、そして外の混浴露店は湯浴み着着用で入ってみたなり。先客は若い男の子三人中年一人。私は湯浴み着を着用して入ってみた。
ほぐれるなあ。リラックスと筋肉を使わない歯も食いしばらない。それだけで、いつものコチコチからぷるぷるになる筈。
次に鶴乃湯へ向かう。なんだか蟹湯に向かう前に降りてきた道を逆戻りし無駄に走った。でもともかく着いた。あゝここだここだ!三十五年前に仲間と来たところ。水車が迎えてくれた。
いくつも浴槽があり、乳白色の湯を満々と湛えた湯船。昔、ランプの灯火で星を見ながら入ったよ。
一番広い女性露天風呂には小さな祠とチン◯ンを模した道祖神像が二本。その上に小石が積まれている。道の神旅の神、子宝の神。
あんなにごった返してるのに奇跡的に二人だけになった。写真を頼もうかと迷っているうちにドヤドヤとタガログ語の集団がやってきた。たくさんの家族連れも。残念、ひろくて青白くて素敵だったのに。
混浴にも一瞬チャレンジしてがあずましくなく静かな内湯に浸かる。
大釜温泉に立ち寄ってはみたがカメムシ臭く入らなかった。どの道今夜も温泉三昧なのだ。
もう満足して、紅葉ドライブ。一面の紅葉だ。道は狭くすれ違うたびにヒヤヒヤする。橋の上には美しい紅葉をカメラに収めんとする人人人。
どこかで昼食を…と思っているうちに何もない区域に入っていた。
そして100均で買うつもりだったゴザも買えずに着いちゃった。宿の前で整理しているおじさんに名前を告げるも予約が入っていないと言われる。げげ。調べると明日と明後日でとっていたらしい。でしよー?水木金土だと思ってたも、、、。
車を新玉川温泉に移動してくる間にお部屋をご用意いたします。とのことでセーフ。しばしゴロゴロ。
外の岩盤浴は夕方5時までというんで四時前に動き出す。
売店で買ったゴザ敷いて転がり空を見る。背中から地熱がジワジワ体を温める。
ススキガユレル
クモガヒカル
ジョウキガノボル
サンザメクカイワ
「イノチハネナルヨウニシカナランヨ」
イヤ
モウズイブン
ハナニナッタリ
クサニナツタリ
ムシデイタリ
オトコダッタリ
イソガシカッタ
ナルヨウニナッテキタンダ
クルトキヲマツヨ
タノシミナガラサ
ゆらゆらゆら
(玉川温泉にて)