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日々のタワゴト                  

2012-07-01から1ヶ月間の記事一覧

やりすごす

▼7/30朝から暑い。昼くらいになって、やっと本屋へ。目的は柴崎友香の『わたしのいなかった街で』。五十音順の棚の柴崎友香のところにも、平積みのコーナーにもない。ふと見れば、読みたかった綿矢りさ『ひらいて』が平積みになっている。掲載された文藝雑誌…

碧眼の赤ん坊、そして「生血」

▼7/28・29まだ青みがかった目で、しっかりと私の目を見る赤ん坊は、私の口から出る言葉を音楽を聴くように聴いている。そして、ちっこい口をちょっと開いて可愛らしい舌を覗かせながらニッコリ笑う。わかっていても、わかっていなくても、この頭オカシイばあ…

機嫌よく鼻をかませる

▼〜7/28怖いくらい、もの忘れをする。無論、今に始まったことではないのだが、この一二年は益々拍車が掛かっている。たった今も、(こんな風に日記に書いてみようか)と、ついさっき思ったのが何であったのか忘れてしまった。そろそろ2/3くらいの地点に到達し…

ここ数日

▼〜7/23ひたすら佐野洋子漬けの日々を送ってはいるのだが、その合間に少しは別の本を読んだりテレビを見たりもしていた。読了本はモヘヅさんに借りた石田伸也 『ちあきなおみに会いたい。』、そして話題の鹿島田真希『冥途めぐり』など。ちあきなおみの実像…

耳からコボレル佐野洋子

▼〜7/19季節は移ろいながら淡々と日々は続く。Twitterで何度か検索したが見つからなかった佐野洋子bot(twitterに馴染みのない方、botというのは特定の著名人キャラクターの発言や著書等から、その人のコトバを自動的にツブヤクというもの)。そして、ある時、…

父帰る

▼7/7今日は土曜だが夫は式典などで今日明日と仕事。何度も目が覚め、K先生らの仲間と苔の生えた川で泳ぐ夢。楽しいのだけれど(どうせアタシなんか…)とか孤独に浸っている。最終的には五時前に覚醒したのだが、どうしても起きるのが嫌で六時半までアン・サリ…

父が消えた

▼7/6昨日ラジオ波による腫瘍の処置は無事に済んだ。やはりギリギリのサイズだったので、二箇所刺して焼灼を行ったとのこと。検査の結果もOKで、「やったー!」と喜んだのもつかの間。「良かったね。月曜日に退院だって」と説明しているのに「月曜日に」は耳…

▼〜7/4四月の末に初孫が生まれ、七月の二日には父が入院した。孫は、目を見張るように、パンの種が発酵するように成長し続けている。もはや体重は生まれた時の二倍である。一方、父はと云えば昨日の測定では52キロだ。最盛期の半分とは言わないが2/3を大きく…