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日々のタワゴト                  

2000-09-01から1ヶ月間の記事一覧

<かんなづき【神無月】>

出雲以外の、日本全国に神様がいなくなるらしい。今がチャンスだ。 神をも恐れぬ危ないことは・・・今月中にしちゃいましょう。 まず、私が一番にしたいのは「あれ」。 あなたは「どれ」?

<捨てる・棄てる>

《解字》会意。「子の逆形→生まれたばかりの赤子+ごみとり+両手」で、赤子をごみとりにのせてすてるさまをあらわす。 《類義》捨は、もつ手を放してすておくこと。 * * * * * それにしても「棄」という字のなりたちにはちょっと閉口。凄まじすぎる。棄てら…

   *   *   *   *

檸檬という字 林檎という字 薔薇という字 「れもん」「レモン」 と違う何かを 檸檬に見いだす 私たちは 密集した 細い線の隙間に なにか いとおしいものを 仮託して それを読む人にも その何かを 見つけて欲しくて かくれんぼしている 憂鬱は この上なく憂鬱…

<じ【字】>

言語を表記するのに用いる符号。もじ。「習字・字体」 文字。 特に、漢字。「字画・字音」 銭1文の称。浄、冥途飛脚「一銭一―損かけまじ」 賭事に用いる紅白の紙に包んだ銭。

<け‐いと【毛糸】>

羊毛その他の獣毛を紡績して糸に製したもの。種々の編物に用い、また、毛織物の原料とする。紡毛糸と梳毛とに大別。 * * * * * 幼い頃は、毛糸の衣類は必需品だった。暖房も今ほど行き届いていなかったし、母親達も編物に時間を費やすのを厭わなかった。 秋…

<なま・ける【怠ける・懶ける】>

自他下一△すべきことをする労を惜しんで、精を出さない。おこたる。「仕事を―・ける」△元気がなくなる。ぐったりする。△にぶくなる。なまる。△なまぬるい。 * * * * * なまるは、鈍ると書いて「刃物の切れ味がにぶくなる。力・技量・勢いなどがにぶくなる」…

<かける【賭ける】>他下一

かける(掛ける)7−2 負けた者が勝った者に金品を払うことをあらかじめ約束して勝負を行う。賭け事をする。 《意味》 金品を出して、勝った者がそれを得る約束で勝負を争う。かけをする。転じて、いちかばちかでやってみること。 《解字》 会意兼形声。「…

ぬ・れる【濡れる】

自下一 ぬ・る(下二) 物の表面にたっぷり水分がつく。水などがかかってしみこむ。天草本平家物語「池からあがつて、―・れたものどもを絞り着て」。「雨に―・れる」 男女が情交する。色事をする。 ―○濡れぬ先こそ露をも厭イトえ 【濡】{動・形}ぬれる(ヌル…

<ティッシュ‐ペーパー【tissue paper】>p.1641

柔らかい紙。本の挿絵の上に差し挟んだり、美術品などの包装に使った、また化粧紙・塵紙などに用いる。ティッシュ。 tissueって薄い織物のことなのですね。広辞苑の最初の方の意味は本来の英語的意味で、ちり紙の意味でのティッシュ・ペーパーは和製英語らし…

<さむ‐え【作務衣】>頁なし

「作務衣」は、広辞苑第三版には乗っていません。5版には収録されています。永六輔が愛用してから、一般化したようです(ホントか)。ついでに言うと、永さんは買い物篭も愛用されています。こっちのリバイバルは難しそうです。邪魔くさいし。 で、作務衣。な…

<ストーブ【stove】>p.1296

石炭・石油・ガス・電熱などを用いる暖房装置。 * * * * * 十四日は寒かった。気温としては14℃くらいであったが、なにか寒々しく感じた。二子が風邪をひいていたこともあり、今シーズン初めてストーブを焚いた。焚くといっても石油暖房であり、「焚く」の…

<ど>p.1683

あなたは「ど」について考えたことがおありか? 「ど」の付く言葉はそう多くない。「ど」は「ドーナツのど」・「ど」は「ドンガバチョのど」というような「ど」ではない。 「ど根性」「どケチ」「どブス」「どチビ」「ど助平」などの「ど」である。今日の「…

<サバイバル【survival】>p.975

生き残ること。「―‐レース」 * * * * * サバイバル。偉そうな鯖のことではない。 生き残ること、生存することだ。 もしも、天変地異があったら・・・。もしも、漂流することがあったら。もしも、山で遭難したら・・・。 もしも・・・と書くと、ドリフタ…

<あし【足】>p.35

(特に人間の)足首から下の部分。「―の裏」 漢字の下部をなす構成部分。「思」の「心」、「熱」の「れんが」など。 雨の降り落ちる形を見立てた言い方。 足のようによく動くからいう) 流通のための金銭。 ―が地に着かない ―が付く―が出る ―が棒になる ―が向…

<すじ‐こ【筋子】>p.1287

サケ・マスの未熟な卵を卵巣のまま取り出したもの。また、それを塩漬にしたもの。すじひき。すずこ。イクラ。 イクラ【ikraロシア】(魚卵の意) サケ・マスの卵を塩漬けにした食品。日本では、すじこに対し成熟卵を卵巣からばらばらに搾り出して作ったものを…

<えん‐そく【遠足】>p.278

遠い道のりを歩くこと。また、日帰りできるくらいの行程を歩くこと。 学校で、見学・運動などを目的として行う日帰りの校外指導。 春 * * * * * 用事があって峠越えをした。名水で有名な京極町の吹出し公園の当たりでゼッケンを付けた人が見えた。(お…

<タバコ【tabacoポルトガル・煙草・莨】>p.1506

前項略。 タバコを加工した嗜好品。葉を乾して発酵させ、葉巻・巻煙 ・刻み煙草・嗅煙草・噛煙草などとしたもの。 〈毛吹草4〉。「三遍まわって―にしょ」 * * * * * 一年生で引っ越していった家は、元が割烹カッポウの店であり、玄関の 横には煙草屋が付いて…

<こ・る【凝る】>p.909

・散り散りにある同質のものが一つに寄り固まる。 ・ひと所に集まり寄る。凝結する。 ・冷えて固まる。凍る。万葉集1「磐イワ床と川の水―・り」。 ・傾注する。熱中する。ふける。「占いに―・る」 ・意匠などに工夫をほどこす。「―・った料理」 ・筋肉が張っ…

<まよう【迷う】>p.2268

あぶなげないそぶり まだ おぼえていないのかい おまえは はじまりが あった みんなあそこにいた おまえもいた みちはついていた ああ みちはたしかについていた あしもとなんか みなくたってさ みんな へいきんだいをわたる ちゃふらふすかみたいにさ まっ…

<ちょう【蝶】テフ >p.1567

チョウ目のガ以外の昆虫の総称。翅ハネは鱗粉と鱗毛により美しい色彩を現し、1対の棍棒状または杓子状の触角を具える。幼虫は毛虫・青虫の類で、草木を食べて成長し、蛹サナギを経て成虫となる。一般に繭は作らない。種類が多く、日本だけで約250種を数える…

<せいふく【制服】>p.1331

娘が初めて制服を身に付けたのを見ると、ある種感慨深いものがあったのは事実だ。制服に意味などあるものか。と思っていたのに。 制服のある人々。幼稚園・小学校・中学校・高校・ボーイスカウト・ガールスカウト・看護婦・スチュワーデス・ホテルマン・消防…

< はつ-ゆき【初雪】>p.1949

雪が降る前には 雪虫が飛び交う 白い綿毛が覆っていて 雪のようにも見える ふわふわとんでいる それは 人間にぶつかっただけで 簡単に死んでしまう 儚い命の虫だ 雪虫の季節が終わり ある朝寝床の上で 「?」と思う。 もしかして雪?と。 雪の匂いがすると表…

<ちっと‐も【些とも】>p.1547

副 少しでも。しばらくでも。ちょっとでも。浮世風呂3「こつちは昼の疲れで―早く寝てへと思つてるに」 (下に打消の語を伴って) 少しも。「―かまわない」 * * * * * ちっともが些ともだとは、これっぽっちも、ちっとも知りませんでした。 些の字は些少サショ…