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日々のタワゴト                  

2000-10-01から1ヶ月間の記事一覧

<お‐しおき【御仕置】】>

幕府・諸藩の下す刑罰。 こらしめるための罰。「子供の―」 しおき。 ―‐もの【御仕置者】 ―‐れいるいしゅう【御仕置例類集】 (判例集) * * * * * 現代では、悪いことをした子どもに対する制裁の意味でしか使われないと思うが、かなり凄惨な言葉ではないか。…

<きょう‐かい【境界】>

さかい。区域。「隣家との―」「―線」 《解字》 会意兼形声。竟キョウは「音+人の形」の会意文字。また、「章(音楽のひと区切れ)の略体+人」と考えてもよい。人が音楽の一楽章を歌い終わって、区切りをつけたさまを示し、「おわる」と訓じる。境は「土+…

<ほる【掘る】>

土などを除いて穴を作る。「庭を―・る」「井戸を―・る」 地面の下にあるものをさがして取りだす。「いもを―・る」 植物を根ごと取り出す。 《解字》会意兼形声。屈は「尸(しり→うしろ)+出」からなり、後ろに出ること、 つまりくぼむ意を示す会意文字。掘…

<ほう‐こう【方向】ハウカウ>

むき。方角。 進むべき路。方針。 * * * * * 「芥川賞書く人は自分がどこに居るのかわかんない人でさあ、わかんないもんだから書くのね。直木賞の人はさあ、自分の居場所を知っている人でね、わかっていることを書くんだよね」。 『百万回生きたねこ』や『お…

<にが‐むし【苦虫】>

噛めばにがいだろうと想像される虫。 ―を噛みつぶしたよう * * * * * 誰が考えた表現なのか「苦虫」。 「ニガヨモギ」でもなく「苦飴」でもなく「苦虫」。百歩譲って、苦虫という虫がいたとして、少なくても苦虫は本来食べものではないはずでは。 何故にわざ…

<頭蓋骨粉砕>

おのれの頭蓋骨を砕き 脳味噌を点検する 「山羊の頭のスープ」と 「悲しみのアンジー」の思い出に 引き摺られながら スプンで一匙ぷるるん食べてみる 甘いのに苦い あなたの魂はどこにいますか 私の魂はどこにいますか 砕けた頭蓋のカケラたち ジグソーパズ…

番外編 北海道オフ会報告

気持ちのよい青空に恵まれ、定山渓にあるキャンプ場に向かいました。前日探したところでは花火が見つけられず、道々スーパーやら玩具屋さんやらを探しながら行きましたが結局花火は見つけられませんでした。 出発直前にふと思いついて番人様にメールを打ちま…

<あだ‐な【渾名・綽名】 >

(アダは他・異の意) その人の特徴などによって実名のほかにつけた名。あざけりの意味や愛称としてつける。異名。ニックネーム。 * * * * * 昨日読んだ林あまりの本に、「自分はあだなが欲しかった。いつも、わたしは"林さん"でしかなかった。とあった。 そう…

<しば・る【縛る】>

他五 紐・縄などでゆわえる。また、それで物に堅く結びつける。類聚名義抄縛、シバル・ユハフ・ムスブ」。「傷口を―・る」 縄などでからめいましめる。捕縛する。「賊を―・る」 ある基準をもって、行動の自由を制限する。束縛する。「規則に―・られ る」「時…

<ポインセチア【Poinsettiaラテン】>

ウダイグサ科の観賞用低木。メキシコ原産。高さは30センチメートル〜3メートル。葉卵状楕円形で浅裂。枝の上部には葉より幅が狭く美しい色の苞ホウが車状につ、クリスマスの頃よく出まわる。苞の色は赤のほか桃・白など品種が多い。状花序は苞の基部につく。…

<えい‐が【映画】>

長いフィルム上に連続して撮影した多数の静止画像を、映写機で急速に(1秒間15こま以上、普通は24こま)順次投影し、眼の残像現象を利用して動きのある画像として見せるもの。画像の色により白黒・カラー、音声の有無によりトーキー・サイレントなどの区別が…

<しょ‐さい【書斎】>

・(個人の家で)読書や書き物をするための部屋。 ・祭りの前に酒や肉を断ち、きまったところにこもって心を一つにして準備する。ものいみ。・ものいみや勉強のためにこもるへや。「書斎」 《解字》 会意兼形声。「示+音符齊(きちんとそろえる)の略体」。…

<おもい‐で【思い出・想い出】オモヒ>

(オモヒヅの連用形から) 前にあった事柄で深く心に残っていることが思い出されること。 また、その事柄。また、そのきっかけとなるもの。 源氏物語総角「空しくなりなん後の―にも」。「初恋の―」「―の品」 * * * * * 『小説ワンダフルライフ』(ハヤカワ文庫…

<シームレス【seamless】>

シームレス‐ストッキングの略。縫い目のない婦人用長靴下。 * * * * * そもそもストッキングなるものは絹製であった。蚕の絹糸を織った繊維を縫い合わせて作ったものだった。したがって布を脚をピタリと包むのであるから当然縫い目があった。昔の映画や、年…

<つつ【筒】>

円く細長くて中空になっているもの。管カン。「紙を丸めて―にする」 * * * * * 「もしもしお母さんですよ。きこえますか」 「はいはい。こちらは座敷きわらしです」 「よかったぁ。通じて・・・」 「風邪ひきさんは寝ていなくちゃだめですよ」 「だって一人…

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えびは 背中丸めて 後ろ向き いのししは コンバインにたいあたり ゴン!ドガン くらげは うすらわらいで ゆらゆらうかぶ あたしは のほほん 雪虫ながめて ないていた ※学校から帰った娘達から、雪虫情報。今年、最初の雪虫を目撃したとのこと。羊蹄山の初冠…

<なん‐と‐なく【何と無く】 >

とりたてて何ということもなく。どことなく。「―様子がおかしい」

<しば‐ふ【芝生】>

芝の生えているところ。しばはら。しばち。 * * * * * 「そして私はいつか どこかから来て 不意にこの芝生の上に」眠っていた。 なすべきことはすべて 私の脂肪が記憶していた 谷川俊太郎「芝生」に捧ぐ そんな訳で秋空の下、札幌マラソンは行われ応援に出か…