■ 日 日 夜 夜 ■

日々のタワゴト                  

ココロから面倒だ

▼2019.06.07 金曜日

休み明け、重点清掃はあまり首尾よく行っていなかった。 残念。

水撒き、法面の仮払い等々。

今日もEさんがカラスにお菓子を奪われた。

▼2019.06.08 土曜日

休日なのだが延長ケーブルの塩梅やホースリールの不足分を確認したく映画の時間に間に合うよう職場へ。

我が家の洗浄機で試してみる。

時間を要したが池の反映の汚れは、まずまず落ちた。

あとは、ホースとケーブルドラムをなんとか確保せねば。社長に電話して嘆願。新品一万前後のケーブルを中古屋で三千円の見つけたので買って良いかと言ったら「待て。早まるな」と。探すと。ものすごく譲歩して自分の足も使って頼んでおるのに。

気がつくと時間が迫っていた。わちゃわちゃに片付けて帰宅しファクトリーへ。

「長いお別れ」。認知症の父を母と姉妹がゆっくりと看取るストーリー。認知症はロングgood-byというのだそうだ。「長い時を掛けてその人と別れる」ということ。ジワジワと死を容認し生と死が入り混じったようにして別れゆく病。そういう意味ではガンもそうかも。

恋愛→結婚→出産→育児→子の巣立ち→老年期。泣き笑いと苦悩の辛い渋い時間。実は家族の時間が熟すのは晩年なのかも。親の死に向かって自分らで幕を引くことで、宙ぶらりんの自分らや家族関係が腑に落ちるというか、無理くり腑に「落とす」作業は切ないけど良い時間でもある、あったな…って思った。

兎に角、山崎努という俳優は凄い。重くて渋くて可愛くて。「アイツと私」以来全く変わらない松原智恵子も、うっかりほのぼの可愛らしい人柄が良いお味。蒼井優竹内結子も夫役その息子役も池谷のぶえさんも皆んな良かった。

面倒くさい!生まれるのも死ぬのも面倒くさい!と思ってるけど、こうしてみると、どっちも案外ヨイモノなのかねえ。

「生きてる間は生きていく」碌でもない父の言葉と似通った台詞があってシミジミ父の最期を想起したりもした。良い映画でした。