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日々のタワゴト                  

出血大奉仕



▼3/26〜3/29

なにをしていいたのかといえば、これということもしていない。それでも時は過ぎてゆく。

仕事は毎日忙しい。走って走って日が暮れる。

木曜には、Yの学校のあるマチまで往復。片道3時間超。布団と自転車を積んでゆくはずだったのが、夫が「布団は買った方が良い。机を運ぶ」と言いだし、イキナリ大変。机の物を出し、夫の手による改造机であるため、それを分解し、七時には出発の予定が8時に。Kのとこにも折り畳み自転車やふりかけ・缶詰・豆とひじきの煮物・手羽大根などを運ぶ。

ゆけどもゆけどもたどり着かぬ。そして、やっと到着。

閑静なマチ。でも、郊外型店舗の集合地帯、ホームセンター・ドラッグストア・衣料品・外食産業・電気店の・・・は、どこにもあるのだ。

大学で入学手続きを済ませる。市の職員だけあって、まったく覇気のないもわっとした感じの応対。これだからコームインは・・・。下宿は、築40年近いと見受けられる。それでも個室だし、6畳あるし、日当たり良好だし。。。ケッコウいいじゃん。と娘にも自分にも言い聞かせる。

徒歩30分。他は、ほとんど高校生。下宿を出るとイキナリ陸橋で、押して登る必要あり。だが。とにかく一年はココで辛抱すべし。友達の下宿で良いところがあったら予約しておきなさいと。

今日の出費は、ベッド12800と、布団約6000、生活用品(ゴミ箱・ツッパリ棒・ハンガー・洗面器・押し入れ用抽出・ドライヤー)、薬など17000、そして下宿代は、祝日以外は食事付き。2食ではなく、弁当付きの3食で50000。安い。

押し入れようタンスが組み立て式。プラモデルのように部品が付いている。

夫は電気仕掛けのように、始動しパキパキパキパキ支柱をはずす。次は部品の端っこの余分なのをポキポキ折る。ものすごい勢いで抽出しは出来上がった。まるで、指定時間までに、それが出来あがらなければ、限爆弾が爆発するんだ!っていう速さだった。倍速再生並。私達も人の子。手伝おうとするのだが、ひとつも役に立たなかった。ちょっと笑えたが、感心し惚れ直す。

帰りにKのところにより、焼き肉屋で食事。8300。アパートを借りたと思えば・・・と、気が大きくなる馬鹿。

そんなこんな。ゆったり春を感じるゆとりもない。と、思っていた今日、配達先のマンション周囲でチューリップの葉っぱが7〜8センチに延びているのを発見。おおそうかぁ。そのまわりにはクロッカスも福寿草のつぼみもあった。みぞれも散らつく寒い日ではあったが、やっぱり春なのだ。

本:猫村さん了。整形した自分を想像した図可笑しかった。なんとも、そこはかとない味わいは、ねこむらさんならでは、しみじみする。

『むかつく二人』了。すでにテープで聞いた部分も、改めて可笑しい。この取り合わせは三谷さんが面の皮の厚いいじめられっこで、絶妙なコンビである。

中山可穂読み始め。人は踊る人間と踊らない人間の2種類に分けられる。って・・・・あんた、そりゃ。。。と、読み始めたが、不思議と面白いんだよなコレが。肉体は交えることなく、踊りだけで愛し合っていた上司との話。両親と上手くいかず、踊りながら異国で暮らす娘の話。バンドネオン弾きのじいさんに飼われた猫の話まで。どっちにしても踊りと切り離されぬ官能!陶酔!の匂いが、自分には、こっぱずかしい。そりゃあ、人前でチュウするよりよほどHでしょう?厚顔でしょう。