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日々のタワゴト                  

逃避と対峙

▼9/7 水

久しぶりの青空に浮かれてウォーク。その余波でか「夕方までは天気が変わりやすく雨に注意」という予報は知っていたにも関わらず、あの青空に騙されてしまった。本当を言えば、車を走らせたとたんに雲行きが怪しくなってきてはいたのだった。…今なら間に合う。引き返すべきでは…、そう思ったのに、えーーい!ままよ!と引き返さなかった。そうして天は怠惰なワタクシに罰をお与えになった。あーめん。もしも私がシンガーソングライターならば「濡れた布団とシーツとワタシ」という唄を創ったことであろう。そして狸小路あたりで路上ライブをし、いわゆるひとつの「魂の叫び」で北の民の心を激しく揺さぶったことだとう。空き缶には、入りきらぬ投げ銭をもらったことだろう。

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夫が寝室に移動してから、上の娘のことを考えているうちに、なんだかムカっ腹が立ってきた。この微妙すぎる自分の感情を誰かに吐き出さないとスッキリしない。そう思って下の娘に今自分が考えていることを、できる限り正確に伝えようとした。まぁ話は、下の娘の就職試験話、猫の状態説明、自分の体調、アッチへふらふらコッチへよろよろ、という塩梅ではあったのだが。自分に打診しながらY(下の娘)に語り、心境を分析しようと試みた。電話の最後に「ひとつめに・・・なこと。」「ふたつめに・・・ということ。」「みっつめに・・・。ってことさ。」と、言いたかったことを整理しようとはしてみた。その試みが旨く行ったのかどうか、それはジャッジできない。結果、ゴタゴタした気持ちをゴタゴタのまんま出したに過ぎなかった。だが「自分の内部は今ゴタゴタなんだな」という再認識はできた。『マザーズ』ぢゃないが、むずかしい。母心というものは。赤ん坊の頃も、こどもがイイ大人になっても。そして他人が「親としてどーよ!」という行動をとると「そりゃアカン!やろー」と感想持つけど、それが当の自分だったら。・・・これがなかなかどうしてなぁ。

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http://renzaburo.jp/shinkan_list/temaemiso/110726_book02.html:海猫沢めろんと、西加奈子の対談非常に面白かった。二人の小説の書き方の違いも、そうだし、色んな意味で。そして、海猫沢氏が変に二枚目であるという発見もあったし。

九月が永遠に続けば

新聞配達後、お風呂場で沼田まほかる読み始めたなり。食事の支度をしたくなくて逃避的に。