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日々のタワゴト                  

ゴッホの月は一個



▼4/26〜4/27

いまさらのように、お腹がポッコリと出てきていることに気づく。身ごもったろうか。「空気さなぎ」でも。しかし、そう思った矢先に、マウンテンゴリラの研究者の番組を(なんでゴリラの研究者ってみんな女?シルバーバックって健さんか文太みたいだよな。男のフェロモン出してるよな。)と見ているとボノボという猿は、どれもこれもみな妊娠中のように、お腹がポッコリしているのを知る。食生活の所為で腸内発酵が激しいのだそうだ。これか。

公園に走りに行く夫と家を出て本を発送した後、Mコマナイ公園へ。久し振りの青空。今日はラジオビタミンを聞きつつ。ハナミズキという花の形をよく見ると「空を押し上げて・・・」という、アノ歌詞の意味がよく分かるという便りや、42才にして夫を突然死で失った方の玄人はだしのお便りに触れ、やっぱりラジオはいいな。と思う。

帰宅して洗濯をしながら明日は実家へ行くよと夫に話すと連休中天気がいいのは今日明日だけだから釣りに行くつもりだったと言われ、姉に連絡。行く日を日延べ。安いラーメン屋「やまだ屋」で360円のラーメンを食べてI町へ向かう。

いつものように本を読み、眠くなったら眠る至福。峠でトイレにより、買い物。いつのまにかRーソンは撤退していた。とたんに陳列が、どこか侘びしい感じになっている。娘の会社の製品も卸されているが、POPや価格もちゃんとしていない。眠っている内に、何カ所か釣り場を確認しながら買い物に立ち寄る。気がつくとI港に着いており、夫は釣りの準備を始めていた。

さっぱり当たりも来ず。ワタシは車内で早速呑みながら読書の続きに浸る。twitterを見た知人より、どこで釣ってる?メールが入ったりしてなんだか面白い。鰈がポツポツ釣れる。深夜、月の明るさに見入る。うっすらと雲がかかっていて、絵画タッチに編集した写真かゴッホの絵のようだ。気持ちをザワザワさせる光。海上保安庁の船が放つ灯りも美しい。結局港で車内泊。寝袋をかけていたが足下が冷えてなんども目覚める。眼惚けながらでエンジンをかけた夢を幾度もみたりして「アレ?かかってない。。。夢だったか。。」とか思いながら時々エンジンかけて暖まり本を読みながら朝を迎える。「散歩に行ってくるよ」と夜明けのI町をひた歩く。港から木田金次郎美術館の前を通ってコンビニで温かい飲み物を買って再びくねくねして港へ。国鉄の線路の跡地らしき家庭菜園の囲いが物々しい。微妙な侘びしさを感じつつ眺め歩く。ラジオからダムに沈むはずだった村の桜が生き残り、各地方から式典に集まった人が幹を触って号泣していた話などに聞き入る。

釣果十八尾で撤収。気づけば明日が認定日だったことを姉に連絡。父の通院と床屋手伝えず。あとは夫の道の駅めぐりにつきあい(これの、なにが楽しいのか、さっぱりわからんな)と思いつつ読書に専念できるのはありがたい。加減をみながら休み休み読んでいたBOOK3も、とうとう読み終えてしまった。堪能。ワタシごときが感想は語るまい。昼近く帰宅。TYUTAYA DISCUSから落語CD。洗濯やら魚の始末やら。twitterでスタジオパーク角田光代が出るのを知って途中から拝見。離婚と再婚を知る。卵焼き披露でフライパンが焦げ付きドキドキした。アンチ結婚の時期の話なんかが面白かった。「『なんで結婚できないの?』とかいわれると、心の中でファイティングポーズを取っていた。」とか。Twitterでも書かれていたサンボマスターのニューアルバムのことも話されていた。ワタシは未購入。ちょっと悔しい。

道の駅で買った九十八円キャベツで料理して食べて、のんびりと過ごした一日。下の娘からBOOK1と2や餅、書類の荷物がやっと届く。