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日々のタワゴト                  

寂しさが源だから

2020年11月9日月曜日

本日Mの勤務は超早で布団から出るともう行くところだった。超早はお弁当が要らないので楽。雷がゴロゴロピカピカして雹なども降っていたのでさすがにバスで行くらしかった。

前回夫が朝早くにフードを与えてしまったために延期となった無垢の避妊手術が今日なのでケージに入らせてから八に餌。(最近は飼っている犬や猫に食べ物を与えることを「餌をやる」と表現しているものとんと見なくなった気がする。)

朝一で病院へ。九時少し前に着いたが既に二台待っており、受付も始まっていた。

郵便局におろしに行き戻ると割とすぐにベルが振動した。

今日は女先生。体重の確認のみ。手術が終わったら連絡をしますか?と聞かれたが特別なことがなければ無事ということで電話はしなくてよいことに。明日都合の良いときに連れに来てくださいとのこと。今回の手術の手順は一般的なのかどうか、ともかく予想以上に事前検査+手術で高額の処置となった。この病院はトトがお世話になり、状態が改善しないために鍼治療を受けさせたいと相談すると快く紹介状を書いて下さったりで信頼していたのだが、サプリを勧められではそれをというと「試供品」と印刷されたものにマジックで線を引いたのを渡されしっかり代金も請求された時に(ん???それなくない?)とわだかまってはいたのだ。

その後図書館へ行きジェーン・スーの本を探した。貸し出し中が多く貸し出し可でも他館のものでたまたま借りられた『私たちがプロポーズされないのには、101の理由があってだな』というけったいなタイトルの本を見つけ借りてみた。あとは0番の棚で角田光代、俳句の棚で櫂未知子、俳句の隣の短歌の方を見たら馬場あき子に穂村弘がインタビューする本が目に入りそれも借りた。

帰り際に雑誌の棚で吉田修一と角田光代の対談を見つけ、急いで(なぜなら一句一遊が始まりそうだった)そこだけ読んだ。主に角田さんが源氏を訳すことに決めたことへの吉田氏の驚きと違和感(?)について語られていた。吉田修一が仲の良い作家は角田光代しかいないとどこかの雑誌で答えたというとこがツボだった。なんかほんと興味深い。この二人はある年同時に今年の「おっか賞」的なものに押した作家だった。

『八日目の蝉』と『悪人』。

ふたりは自分が書いている登場人物に感情移入しないし、勝手に語りだしたりもしないし、「降りて」きたりもしない。という見解が一致しているらしい。またどちらも純文学の賞にもエンタメにもノミネイトされた経験がある。角田さんは自分は芸術家肌ではなく職人なのだと思う、と語られていた。

帰宅してジェーンさんと馬場さんの本を少し読み進めていたら夫が帰宅した。白菜たっぷりの「うまかっちゃん」を作って2/3は夫、1/3は私が食べた。