■ 日 日 夜 夜 ■

日々のタワゴト                  

記憶の芥川

▼11/21〜11/23

実家へ。お風呂係の真ん中の姉が風邪なので私が風呂担当を仰せつかる。父の短パンを借りたらキツキツで笑うしかない。「だんだんばあちゃんに近づいてきてるよ。下手したら○○キロ越えそうなんだから。」と言うと「ひゃあ〜!」と言われる。ちょうど父と身体が入れ替わった感じ。痛々しい気持ちで父の痩せ細った背中を流し頭を洗う。イクラ丼を出すと「テレビ見て、ちょうど食べたいと思っていたとこよ」と珍しく旨いと完食。あしたもコレでいいから。とも言う。野菜を残そうとするので「バチ当たるよ」と言うと「もう当たってる」と応える。「こんなに優しい娘たちに囲まれてなんてこというの!」と混ぜっ返したが、父の言うバチとは?と、しばし考える。

病院へ。毎日パジャマで過ごしているヒトが洋服を身につけ、髪を撫でつけるだけで、多少はパリッと見える。ズボンを履いてベルトを締めようとすると穴が足りない。「そ〜んなとこまで穴ないからっ。今度開けとくから我慢して」と。締めたベルトは全く役に立っていない。


峠を越えて飲み会買い出し。下準備。本日はYさんのご厚意で別宅を借用。ちょっとアタフタして準備し、楽しいひととき。皆さんよく飲む。そしてコマメに働く。お話が弾む中「帰れまてん」に夢中のモノ約一名。挙げ句に床に寝るし。まぁ激務を終えてくつろげているということなので仕方がない。20代30代40代50代揃い踏み。夫婦のカタチの話や、芥川賞モンダイ。そこから派生して「限りなく透明に近いブルー」のドラッグ・セックス・バイオレンス的衝撃(ここは40代と50代)など。「太陽の季節」ではないだけマシか。ケーキモンダイ、年賀状モンダイ。鮭や里芋を分けそびれる。たまに人と会うと物々交換会になりがちな昨今。これがオバサン化のひとつの兆候か。

明日は、中途半端な時刻にバイト先に行かねばならない。賃金発生しないのに、もう三度も行くことになる。