▼8/1〜
毎日暑い。歩く仕事を始めて、もう5ヶ月か。疲れるけれど、終わるとザバンとお風呂に飛び込み一気に爽快人間。あのCMはちょっとイラッとするが「妖怪人間」の唄は、昔から好き。ベースの効いたイントロがカッコイイと思う。
週末は××祭りだからビールを友人と飲みに行く予定だった。その朝、夫から「今日は17:00から外出できることになった。ご飯を食べに帰る」とメール。一瞬「無理!」と返信しようとも思ったが十日振りでもあるし堪えた。予定キャンセル。
夫は、ご飯を食べ、猫をかまい、庭を見、古女房に甘え、満足げに研修所に戻っていった。これで、いいのかもな、と思う夏の宵。
前者は奇妙な本だった。様々な時給800円の仕事の話がオムニバス的に書かれている。変だけど面白い。後者は、どこか涼しげな小説。凶事が起こるたびに猫になってしまう妻と、禍事を解く力のある村の長と生まれた主人公の物語。梨木果歩の『家守奇譚』を彷彿とさせる話でさらっとしており夏に相応しい趣であった。