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日々のタワゴト                  

2008-03-30



▼3/30 

今日も引っ越し準備。

そして携帯屋へ。最近、突然接続が途切れることが度々あり困っていた私の携帯と、Yの料金プラン変更、そして機種変更、就職したKの支払いを本人に変更するために。結局、本人の署名が必要で、仕事をしようとしていたKを呼び戻す。

幸い、現在は新規のみの学割0円プランが、4月の中旬には継続の人にも適用されることをコッソリ教えてもらえたので、Y機種変は保留。

それから入学式に着るスーツ、靴、そして普段着の買い足しなど。14250・3000・14830で〆て32080-

か。

入学式の前日にN市入りするので宿泊の予約も。

しかし、下宿屋さんからワザワザ電話があり、空室に泊まらせてもらえるし、布団も食事も出してくれるとのこと。キャンセルせねば。

仕事のための本を図書館で借りるKを連れて行く。閉館間際に着いて、アナウンスに急かされつつゴッホ本を7冊かな。でも、こども向けのお話解説のが一番適していると思う。私は、前から借りたかった小林秀雄のテープが借りられず、朗読テープ二本。それと、yomunelさんちhttp://d.hatena.ne.jp/yomunel/で見て、この間から読みたかったTRIPPER掲載の佐野洋子「役にたたない日々」をコピー。以前は毎号追っていたのに最近は単行本化を待てばいいかと鷹揚になっていたのが悔やまれる。

Kを送る間、Yにそれを読んで貰う。今回はニコニコ堂こと長嶋有の父が大活躍。

佐野さんのガン闘病記。抗ガン剤と延命治療の拒否。余命2年の宣告の後、無事に早1年が過ぎた話など、可笑しいのに泣きそうになる。余命宣告で十数年苦しんできた「鬱」がスッカリ消えたことなど、非常に感慨深い。長生きしたときのために溜めていたお金をバンバン使って、ジャガーを「はい、コレちょうだい」と言う風に購入し、それも今は、車庫入れが下手なためにボコボコでカラスの糞にまみれている。とか、おかしくて、頼もしくて悲しい。それにしても佐野さんの「死」の受容ぶりは、アル意味目ウロコだし気持ちが軽くなるけれど、これはジンセイノ達人にしか無理。

私は、まだまだ佐野さんの随筆を読んでいられるつもりでいたし、それが期限付きだなんて実感することのできない大馬鹿だった。そう。人は一日ずつ死んでいると、解っていたはずだというのに。