▼〜11月29日 火曜日
体脂肪率が23.8%になっている。冬季は33%夏季はギリギリ30を切る…が常態の私が!入院中は体重測定が毎朝の日課だったのに体脂肪率なんてものがあることは全く失念していた。脂を燃やしに燃やして、少しずつ背も小さくなりミニチュアとして、シルバニアハウスに住んで、人々の記憶の中でもネズミの一匹に塗り変わって、いつか消滅出来たら良いのに。
食生活は、一進一退。おおよそ40〜60gのご飯が食べられたら良い方。(美味しいな)と思えても、食道と胃のつなぎ目あたりに降り積もった食べものがつかえてしまい、それ以上食べることを断念する。
ガリガリ君は、大いに助けになっているが、一旦つかえてしまったら、箸を置かざるを得ない。試しにヒレカツをちょっぴり齧った時、噛んで噛んで、その旨味は味蕾を通じ脳に届いた。残骸口から出した方が?とも思ったが、バチが当たりそうで出来なかった。
保険関係の申請手続き、一社が診断書も必要な日数となり、難航。
失業特例一時金も入院の証明書等必要で認定日前に再提出に行かねばだ。
一人で外出することに一抹の不安がある。急に力が抜けたり息が苦しくなったりする。
そんな訳で、最後の最後まで密かに諦め切ってなかったサンボマスター武道館初Liveを断念した。娘の土産話を待とう。
Sさんのつぶやきで、この本のことを思い出し、早速買ってきた。帰宅後すぐに読み始めたい気持ちを堪え、自分と夫の食べものを整え、具のないミニお好み焼きというか明石焼きというか、をゆっくりとあんにした出汁で4〜5センチの円を三枚半食べられた。美味しいのに、それ以上は食べられない。
欲望のままに生きてきた無頼生活も、もはやココまでなのか。
『大家さんと僕』は、上品で可愛らしいお婆さまと、その二階に間借りする気の弱いお笑い芸人のギクシャクした交流が描かれていて、ヒタヒタと面白く哀しい。奥にある大切な何かに触れて水琴窟のように余韻が残る。
ぴちょ〜〜ん。