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日々のタワゴト                  

紀の国を行く 一日目

▼2017.3.22

22日よりロンバケ最後を飾るカメムシ会番外編の紀伊半島の旅が始まりました。

千歳発0955名古屋行きにて飛び立ち、到着は1155。湾を横切る高速船に乗って「津」に渡りレンタカーで伊勢神宮へと向かう予定。ところが生憎1155着というのに高速船のダイヤは1200発次が1300発ということ。残念ながら津に着くのは2時位だな。と思っていました。

が、飛行機がやや早めに着陸。もしや一便早い船に乗れるかも…。と毎度お馴染みの飛行機から降りる時の渋滞(?)をジリジリと辛抱。満員電車のように見知らぬ人々ときっちりくっつき、それぞれ荷物を降ろしたり抱えたり。その時、我が仲間の前のハナタレ小娘が言い放ったのが「押さないでもらえますか💢」の一言。カキーン。半径1メートルの空気が瞬間冷凍。そして我々の頭の中は瞬間沸騰。「なにおー!」「オモテ出ろ!」「いや、だから出たいのに出られなくて待ってるべさ!」「おおせの通り!」となるのは火を見るよりも明らかなので還暦前のおばちゃんたちは、怒りの炎🔥を消して仏の笑みでオモテに出たのでした。待ったけれど、1200まで、まだ何分かはある。

「よし。あんたのコロコロうー(友人)が引っ張ってくから…」とハセが言うので私一人動く歩道の上を早足で歩き、切れ目は走る走る。なんとか隣接する乗船場に行けば船はまだ停泊中。慌てて乗船券購入の列に並んだ。数名がモタモタと(と感じてしまうものですよねー)買い、なんとか自分の番に。辛うじて正午の船に乗り込むことが出来たのだった。レンタカー屋さんも船着き場まで来てくれることになり、ひと安心。これで少しは伊勢神宮を見る時間が確保できたかも。道に見える「つしんきん」の文字がオモロ。レンタカー屋のイケメン曰く、『ここらでは「つ」じゃなしに「つぅ」と言います。』なるへそ。「つう」か。

旅の出だしは好調。今回は外宮のみの拝観。それでも苔むす神木の杜を歩き、遷宮されたばかりの芳香立ち込める参拝はココロ洗われる時間ではありました。

内宮近くの「おかげ横丁」を散策し、お店を冷やかしたり赤福(2個210円)を食べて温かい焙じ茶を飲んだりおばちゃん三人組は自由に旅を満喫中!

お宿に着いたのが1800。なんと夕飯は2000と宣言されガビーン!となったけれど我々にはコンビニで買ったツマミとビールがあった!

まあまあ豪華な和洋室の畳の間で父を見送った話やら、娘の凄い友人の話やら、就職にまつわる話やら伊勢神宮フリーメイソンの都市伝説の話やら。まあ楽しいこと楽しいこと。

待ちかねて戴いた伊勢海老も松坂牛も美味しゅうございました。
[:250]