▼4/4 木
キッチンの灯りを点け、お弁当を用意し始める。鯛めしを詰め、卵を焼く。カブの浅漬けをカップに入れ、ほうれん草のお浸しも白だし一滴おいしい醤油数滴。トマト二切れ。赤緑黄色のオベント三原色オケ。
途中で、夫が上がってきてロールスクリーンを上げる。ピンクの空にオレンジ色の堂々たる朝陽が浮かんでいる。良い天気だ。よーし、今日はKとシュンの顔を見に行こう。と決めてメールと電話を入れるが返事はなし。一日が入園式で次の日から慣らし保育が始まっている。来週から職場復帰する娘とお風呂に行くつもりで用意をする。途中で連絡も入るだろう。都合が悪かったら、日頃は行かないホールで遊んで来よう。
しばらく走ると電話が来た。シュンを預けた後、お風呂に行かないかい?行きたい!ん。じゃ、用意して待ってて。すっかり雪も消えた道を気持ち良く車を走らせる。
お風呂に入り、ノンアル麦酒をイッパイやってレンコンサラダ、娘のビビンバセットの蕎麦など。オーダーが出来上がるまでに喫煙室へ。ライターがないので一人で来たらしき、おばあさんに声を掛けて火を借りる。「やっと春らしくなりましたね」「ほんとに今年は春が待ち遠しかったですね」「やあ〜、ワシ長靴で来たんだわ。もう恥ずかしいようだねえ。はははは」などと、陽気な世間話に、ほっこり。食べ終わっても時間があるので、そうだ!と思いついてカラオケに誘う。今日は初めてのお昼寝チャレンジとのことで13:00に迎えという。
Mashに行き、きっかり一時間。私は今朝の桜満開ツイートに触発された・陽水、東へ西へにはじまり、泉谷、白雪姫の毒りんご・ブルーハーツ、青空・福山、化身を歌いラストは日曜日よりの使者を一番だけ二人でシャラララして終わり。「楽しかったー!」と娘。視覚研究室の仲間のその後なども興味深く聞く。娘が望んだように美大に編入させてやりたかったなぁ!などとも思いながら。
初めて保育園へ。どんぐり組は一人がお昼寝していた他は全員センセイに抱っこしていた。娘の顔を見るや、しゃくり上げた顔をクシャクシャに泣き叫ぶシュンに胸がギュッとなる。食欲も旺盛で、40分ほどお昼寝もできたらしい。おーおー、がんばったがんばった。えらかったえらかった。と頭を撫でる。
ちょっとだけ娘宅に寄り、機嫌の直ったシュンと遊ぶ。よろよろと歩き、私の腕に飛び込んでくる孫の可愛いこと!(しあわせ!ワタシしあわせ!)不細工でも、マヌケでも、要領悪くても、シアワセ。
本:
- 作者: 岸本佐知子
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 2012/11/08
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