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日々のタワゴト                  

天の穴 地の穴 耳の穴

▼3/27 

昨日、深夜にベランダで煙草を飲んだ。上空は風が強いらしい。白い小さな月が煌々と照り、雲がドンドン流れてゆくのが見える。また『星と月は天の穴』を思い出してしまった。...そういえば、何十年か振りで宮城まり子の話を聴いた。ポッドキャストで、ねむの木学園の話をジックリ聴きながら、ああ。もうおばあちゃんだけれど、こういう無垢な女性は、男の人がカワイイと思うだろうなあ。さすがは多くの女性を見てきた吉行淳之介の選んだ女性だ。・・・なんて番組の主旨とも宮城さんの熱意とも、全く無縁のことを思っていた不純な自分。奈落に堕ちろ。

自転車に乗りたい。6割くらいの道は、どうにか走れそうなのだが、残りが酷いことになっておる。週明けには自転車を出してもらおう。上の娘が中学生の時に乗っていたもので、さすがにキーキーガタガタうるさいし、この際、買ってもいいのでは…と考えてみたり。いや、待て。それなら中古のカブを買えって。カブは株でも蕪でもない。スーパーカブのこと。どっちにしても保留だ。

今日は配達をしながら、どこか雪が解けた地面に花が咲いてないかな?花が見たいなと、見まわしたが、さすがに見つけることはできなかった。日曜日までに三個は見つける。

そういえば工藤直子さんの声も好きな声だ。佐野さんの声も好きだった気がする。人生相談の三石先生の声も。共通点は低めの声。自分を可愛らしく見せようとしない声。テープを何度も聴いて起こしている。おかげさまで、公園を足で歩く時のように、インタビューのひとつひとつを味わわせてもらっている。花は、そこに咲いていた。