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日々のタワゴト                  

MY BACK PAGES

▼6/23〜6/26

友人宅にてカメムシ会。酔いも深まってきた頃、先日の友人の言葉を思い出す。この片付け魔かつ物持ちの良い友は、授業中に回したノートの切れ端に書いた手紙から何から全て保管していたという。その中で、もう付き合いのない人のものとかは全部捨てたけどカメ友のもの他は取ってある。しばし読みふけった。という話を。それ持ってきて皆で読もう。と云うと、しばらく友達の姿が消えて数通の手紙を持ってやってきた。

私の手紙には、詩のようなものまで書き連ねてあった。

正直、酔ってもいたし、何が書いてあったかは忘れたのだけれど、16、7歳からの日々が蘇り、当時、みんなの溜まり場だった自分の部屋の空気が思い起こされた。「私の部屋」という雑誌を愛読していて、お茶箱にチェックの包装紙を貼りキャスターを付けたテーブルとか、夏木マリのヌードイラストをコルクボードにピンナップして父さんに「何だこれは。やめれ」と言われたこととか。そこで聴いていた歌も蘇った。次々とYouTubeにて検索して聞き入ってしまった。

まだ、演歌歌手になる以前のT山Gのこのアルバムは随分と聴いたなぁ。イントロと「君への愛を しこたま集めて 便箋の上にのせたよ」という歌詞のこの曲が気に入りで何度も聴いた。

西岡恭蔵のプカプカも良く聴いた。レコードは金魚のイラストだったな。

他にもキース・ジャレットの「SomewhereBefor」の中の一曲「MY BACK PAGES」だとか。

札幌の大谷会館まで、やってきて聴いた山崎ハコにもハマった。他にも泉谷しげる中山ラビ井上陽水、それからシュガーベイブ、クリエイション、サディスティック・ミカバンド……。

回想トルネードは、更に時代を重ねて佐々木好にドップリだった二十代半ばなんかまで尾を引いた。海猫屋でのLIVEものすごく覚えている。紫色のトルコキキョウとかすみ草の小さな花束を小さな佐々木好さんに手渡したことクッキリ覚えている。



痛々しい若き日の自分が膝を抱えてそこにいる幻が3Dで見えてくるようだった。二日酔いのセンチメンタルは怖い。