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日々のタワゴト                  

煩悩総決算

▼6/5 

さわやかな空。夫は、C市で開催される大会でフルマラソン出場。私は、カメの集いの予定だったが、気持ちが落ち着かないので、今回は欠席させてもらった。友人からの電話もありがたかった。わしゃシアワセモンじゃ。

夫に餅を焼いて簡易雑煮を二枚食べさせる。炭水化物補給はダイジ。

昨年、非常にヘロヘロに憔悴してのゴールだったので、
「体調次第ではリタイアとかしてよ。無理しないでよ。」
と、送り出す。その前に、またもエンジンのかからなくなっていたスクーターを見てもらう。なぜか夫が何度か試すとエンジン始動。不思議だ。ありがたかったけど、反面少し悔しい。何がいけなかったのだろう。

姪や姉に電話をする。本人も泰然自若としているが、その子の姉も落ち着いている。この子の能天気な、おおらかさはタイシタモンダ。見習いたい。

毛布など洗濯。猫に話しを聴いてもらう。

お風呂読書。昨日の人生相談本は、なんというのか古き悪しき時代の男性観そのものの「男は遊んでなんぼや!」的な世界であり、あまり受け付けない。

月の上の観覧車なので荻原浩『月の上の観覧車』に入った。これは楽しめそうだ。導入からして旨い。

 夫は、倒れることなく無事にゴールしたらしい。3時間46分とかいうことだった。良かったよかった。

野菜炒めとオムレツで夕飯。

ビフォー・アフターはユウジの実家の庭改造だった。手伝いに来た面子が揃いもそろって、悪そうな面構えで大いに笑った。しかし、この元不良たちが、一生懸命でハリキッっちゃって、非常にいい仕事をしていた。感動した。塀の外側に一人一人が作った絵(?)がかけられていて、それが素直さ溢れた作品で、とても良かった。なんだか涙が出た。お母さんも涙涙の感激ぶりだった。


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今日は、一日気持ちがふるふるしていて表面張力で持ち堪えていた気がする。TVを見て泣けて良かった。本を読んだり映画を見たりというのも、無論それ自体に感動するわけだが、日常の中で溜まった様々な感情の滓(オリ)を別の形で浄化する代償行為なのかもしれないと感じる。ということは・・・・翻っていえば、本や映画や芝居をたくさん必要とする人々はどんだけ昇華できぬ思いを抱えているのか!?ということになるのか。

大分スッキリしたが、まだ少しユラユラしている。明日は気合を入れて仕事をせねば。