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仕事後、娘とヱヴァンゲリヲン新劇場版:破 を見た。
時系列やら、アスカ改名やら??という部分も多々あったが、少なくとも物語としてのまとまりはテレビ版や「序」よりも数段高く、それゆえ動員数も「序」の数倍となっているのではないだろうか。
つまりは、作者自らがパラレルな世界をもうひとつ作ったのだと言うことなんだ。これが「あり」なら、新続劇場版とか続々出来ちゃうのだろうけど。
庵野氏自身が物語の力は音楽が強く左右すると語っておられるようだが、まさに今回の選曲はクラシックまっしぐらであった今までの
「小難しいアニメエヴァンゲリオン」
から、「ふりむかないで」「恋の季節」「今日の日は さようなら」「翼を下さい」など4昭和歌謡や60年代フォーク多用で
「誰にでも分かるアニメ、ヱヴァンゲリヲン」
を演出し路線変更というか、こんなんもできまっせということなのかも。でも少々あざといやりかたではあったとは、思うが、ひねくれた「笑えないギャグアニメ」である、というウガッタ解釈よりは、直球勝負で来たのだ、という素直な解釈の方がまだまし。
そして、自分もまんまとその手に引っかかってしまったというところか。涙は表面張力で持ちこたえましたけれど。
ザ・ピーナツとかピンキーとキラーズとか、なんで昭和歌謡?と、最初は思ったわけだけど、あのシンジが後生大事にしている前近代的カセットテープの「ウォークマン」が、ゲンドウのうち捨てたものであったこととか、微妙に絡んでいるのだとは思う。
それにしたって「ピーナッツ」とか「365歩のマーチ」とかは古すぎると思うけどね。カセットテープもない時代だったし。
そしてエンドロ−ルの、後にカヲルが出て
次作が「急」じゃなくて
「Q」だと予告。そうきた?
こう「Q」が幅を利かせてくると、うるとらQもオバケのQ太郎も再々リメイクされるだろうし、「うずQ命丸」、「Q中山道」、「QQQ命師」とか、ややこしい事態になりそうな。Qがいっぱいあるとナンカ地図記号みたい。QQQQQ
QQQQQ
でも
序破急じゃ次困るんじゃないの、パイプの煙みたいに「ぞくぞくぞくぞく」とかブザマになりかねないと思うけど。
ナンシー関 リターンズ Nancy Seki Returns
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了。
「自伝」とかいうの真に受けてたらダメじゃん、自分。プエルトリコ系中国人ってなにさ。どう考えても、Mヘヅと話が合うだろうになぁ、対談とかあったかもなぁ、とか残念。
最後の方の日記部分に、仕事うっちゃって妹とブルーハーツLIVE2連チャンとか、あって、そこ嬉しかった!
そして、今日はヨドバシ・ヤマダを巡りパソ選び。まったく、ほっといたら何の交渉もせず言い値で買いそうだった。でお、もうちょい値切れたはず。家で仕事しないんだから安くて選べるウィンドウズにしたら、とオススメしたけれど、結局Mac プロとかいうのになった。5万支援。
そして下の娘には、デジカメ・プリンタもセットの富士通のを買ってやる、と言ったが免許がいいと飯田市やがる。どうもこの人とは、イロイロタイミング合わない。
疲労して帰宅。パチンコに繰り出そうとも思っていたのだが、疲れて本読んで、野球見て寿司、ビール、イチャイチャ。寝。おかあちゃんに手紙書くぞプランは頓挫。