朝靄の立ち込める公園で太極拳を楽しみ、
市内を走る自転車の群れに目を見張り、
そして今は天安門広場にほど近い××飯店の一室で、
半纏を身にまとい、
Hang Tenn Waorldの靴を履いて、
斑点のある中国製冷凍みかんを食しながら(自殺かよ!)
こうして日記をしたためている・・・
わけもなく、今日も北国札幌の貧民窟のあばら屋で貧しい夕飯を終え、日記を書いている。
北京へいきたしとおもへども、北京は、あまりに遠かった。
いかに説得すれど、夫は頑として首を縦には振らず、この際、女三人で行っちゃおうか!!と、大いに盛り上がって申込書に事細かに記入。さてFAXしようか。という深夜0時。今一度、成田往復航空券のことなど調べてみた。
ナニコレ?高いーー!往復5マン3千円だってー。おまけに前泊必要じゃん。プラス原油高騰の折から、調整金が一人21000円、空港使用料他プラスして、さらに一人プラスが5万円の・・・小遣い含めずに、三十万もかかるやん。。はっきし言って、千歳からの直行便の格安ツアーの方がずっと安い(5マンからあるんですけど。。。
そんな訳で、今回は泣く泣く断念。おにょれキンツー謀ったなーー。ココロは、すっかり中国大陸を踏みしめていたので、まぁ楽しかったですけど。
10/18
夫は、朝から釣り。そして、日曜の黒松内での駅伝に備えて寿都泊。なんでも職場の人で知り合いがいて一泊1000円」だとか。たぶん素泊まりでしょうけど。
なので、私はK宅を訪れた。トリトンにて30分待ちで回転寿司を割り勘で食べて、(ウニ・イカ沖漬け軍艦・しめ鯖・甘エビ・ホッキヒモ・生ホッキ・エンガワ・ツブ・)湯ノ花で風呂に入る。
10/19
娘はドライブに出かける予定が入っていたので、8時過ぎ辞して、中央図書館へ向かう。
群像十一月号読んで、本返却して新たに5冊借りる。
町田康『猫のあしあと』『真実真正日記』・蓮見圭一『八月十五日の夜会』・穂村弘『もしもし、運命の人ですが』・堀江敏之『アイロンと朝の詩人 回送電車3』
読了本:アーサー・ビナード『日々の非常口』:日本語にまつわる短いエッセイ集。まぁ、なんというか端正な文章。いい加減な日本語を操る日本人は、すべからく見習うべし(っつうかあんただよあんた。おっか。)
石田千『山のぼりおり』まじめな山歩き本。もう少しだけいい加減な部分が出てくるとスゴクいいのにな。と、思いつつ、ゆるぎない潔癖な清潔感やヨシ。でも、きっとこういう女性と、つきあうと大変だろうな、と本の内容とは関係のないことも思う。
町田康『猫のあしあと』前回の猫本の続き。いやいや、まいっちゃうね。猫馬鹿ぶり。次から次へと猫ボランティアの連れてきた猫を飼ってしまうあたり、たいしたもんだ。そうだ、この人柳美里の息子まであずかって育ててたもんなぁ。。博愛パンクロッカー、エライ!前半の遊びと装飾の多い部分も良いし、後半猫たちの状況がシリアスになってからの、素朴な文も良い。猫を贖うには猫を以てせよ。って感じ。
伊藤比呂美の新刊いまだ購入しておらず。木曜が休みだから水曜の夜買っちゃおう。
10/20
チャレンジごっそり!全部で40は配達したかと思う。午後コダテ協力してもらえて、自分のとこは4時15分に終われたが、Tさんが、予想外に一人になってしまったので、配達応援。タワー・Fなど。巨大マンションFだけで、45分かかった。
最近、みんなに、まだバイクなの?と聞かれる。雪が降るまで路面が凍るまでは乗るつもり。
迷宮美術館面白かった。前衛芸術ってオモシロイヨナぁ。要は定義というか感性というかキミハ疑問符をどこに打つのか、って話だもの。床に洋服掛けを打ち付けた作品も、瓶を乾かす道具も、とても美しかった。国松明日香先生の彫刻も見に行かなきゃだ。
仕事から帰ってきてスクーターを停めると、とおーくからタラが「♪にゃわにゃわにゃわにゃわ」と、とても長く叫びつつ走ってきた。本当に口数の多い子だ。