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日々のタワゴト                  

▼8/16〜8/18



気持ちは上がったり下がったり。でも、本は面白いし幸せな日々・・・。と、思っておこう。

伊丹十三の人物伝、番組をみないうちに読み終えてしまった。彼に興味を持ったのは、映画監督になる前の文筆業の部分だったので、その辺の経緯にはとても関心を持って懐かしく読んだ。ことに、もっとも面白いと思っていたのが会話の採録。話し言葉のねじれ、意味のない癖、繰り返し、そういうのを要約しないで添削しないで載せていた文章に非常に共鳴していた。何事も面白いのは骨子ではなく細部というかニュアンス。そこには誤魔化しようのない本質があるんだと思うから。番組は第一回はすでに終わっていたので再放送から見てみようと思う。荷風の方も楽しみ。

新潮の水村美笛「日本語が亡びるとき−−英語の世紀の中で」も興味深く読み終えた。が、論旨には反対。

そして、例の三巻本。面白い部分と少々苦痛な部分と。セックスの描写は非常にうまいと思う。いやらしくないので良い。なんというか核心に触れることをせずに産毛だけを撫でるかのような文章。すばらしい技巧。実際にはどうだか想像もつかないが、文学界の床上手と命名してしまおう。

今日は午前中は片づけ。お昼は虎鉄にて「つけ麺」。いちいち、あの「ラーメンつけ麺ボクイケメン」が頭に浮かんでしまってマイナス。しかし、鰹節の砕いたのが付いてきてスープに入れる方式が良い。だしが出てうまいんだ。これが。

結婚披露宴に出る夫と、家に帰る娘を地下鉄駅まで送ってハッピーへ。まぁボチボチ。14kプラス。

二十日のカメ会プラスα一旦は欠席の返事をしたのだが、Mヤのメールで心変わりして出席することにした。

オリンピックとも高校野球とも、ほとんど無関係に暮らしている。