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日々のタワゴト                  

貧乏人はハタラケ



▼11/20 火

仕事は多忙。一時間ほど超過勤務をこなし雨のそぼ降る中、路面電車に乗る。昨夜も、眠りが足りていない。ちょいとでも眠ってしまおう。寝ねば。と思った。思っては見たが眠れぬ。暖房がめちゃくちゃ熱いのだ。ちょいと!あたしの足を炙り焼きにしようてぇ魂胆なんですかい!?と、運転手さんに詰め寄り、茶色いネクタイぐぐっとシメたくなるくらいアチチだったのだ。終点4丁目で降りると、まだ6時半。地下鉄に乗り換えるのはよして、駅に向かって歩き始める。

ぬるい眠り (新潮文庫)Hセらとの待ち合わせには、まだ余裕があるので巨大書店Aサヒ屋にて本を物色。江國香織のや、講談社文芸文庫のいくつか、などを手にしてみるが買うにはいたらず。川上弘美の続・東京日記『ほかに踊りを知らない。』 も読みたいが・・・。よしもとのばななの『・・・ハワイ』も読んでないがな・・・。と思っているウチにケータイがなったので、着いたゾ。どこにおるのだ?という電話なのかと、本を買えぬまま出口に向かって歩き始める。東京日記2 ほかに踊りを知らない。 (東京日記 (2))

電話の相手はHで、待ち合わせには遅れる。先に行ってて。という話。西改札口でU・Tジさんと合流。ぼけぼけUは、「いやあトイレに駆け込んだら男子トイレだったさー。驚いちゃったぁ」早速いつもの天然生活を披露。「いや驚いたの向こうだから」と、イチオウ突っ込んでおく。

北口近くの、お店に行くと、わずか30分の時差で彼らはかなり深いところに入っていた模様。そして知らぬ顔が二つ。今回、お仕事でやってきたN君の、別口の仕事のヒトビトであった。

遅れぬように飲んでは見たがなかなか追いつくのが大変。ともかく、N氏が高校時代の憧れの人Yギさんをいかに好きであったか、夏服から透けて見えるブラジャーの線に、どんだけ欲情したか・・・ってな話に耳傾ける。それにしても、N君はモノカキだけあって、随所に妄想(イヤ、イチオウ創作と呼んでおきますか)が入るので油断ならない。彼女の話をするたびに「君たちのような薄汚ない過去を持つ女どもと彼女は違うんだ・・・」と、いうこれっぽっちも根拠のない前置きが入る。ケガレなき我々は、その都度にオノレの役50年に渡る人生を超早送りで振り返り(いいえ!日本の婦女子としていささかも恥じるところはございませんことよ!)と確認したり、男といふもののオロカにして非現実的な女性神格化現象の典型を目前に拝んで、あたたかく笑って許してあげたり忙しいわけである。

N君は、しかしキミハねー、そーゆー顔してネー、brogにパンツはかないで仕事行ったとか、夫が尻をさわったとかさー、欲情したとかさー、そーゆー慎みのかけらもないことをだねー書いてちゃだめっ!なんてセクハラ気味の説教をくらったりもしたのだった。ふっふっふ。ほっとけ!

とりあえず9割方はバカバナシ。しかし、その合間に出版社のエライさんや新進気鋭のTV界の青年を含めてADHDや、読者の矢面に立つ作家の辛い宿命なんかの、真面目な話に、感動し来て良かったと思ったりもした。キミハ、それが金になるものかどうかは別の話として、文体や独特の間を持っているからナニカコレコソハ!というモノさえ見つけられたら本が書けることがあるかもしれないよ。なんて世辞も忘れてはいなかった。私にはどうしても伝えたいことなんかなーんにもない。ので、今後もただダラダラとウシのよだれ方式で書いてゆくことでしょうが。

・・・まぁ、そうして夜は更けていった。いつのまにか、S協のエライ人になっていたNシマ君のふぉーゆー大熱唱に聞き入って聴衆全員が彼の熱唱ポーズに感染して熱唱ポーズ付きで鑑賞したのが圧巻であった。そーいえば、そこに来る人々に年賀状を買ってもらおうと数百枚持参したのに、キッカケを見つけられず、売りつけることを忘れていた。困った。あと350〜400手持ちがあります。いかがーーすかー。ああ。もっと喋りたかったな。シロちゃんの演劇話やN君の放浪の旅についても聞いてみたかったのう・・・と心のこり。

辛うじて泥酔にはいたらずに帰宅。

▼11/22 水

二日酔いではないのだが、ただひたすら眠い。霞がかかっている。死ぬ思いでコダテ配達。霞んだアタマの仕事だけあって、一部二つのマンションが混じっており、ひやりとした。私のぼんやりアタマ流石だ。

20分くらい昼寝したので午後は、みごとに霞も悪霊も祓われ、きっちり配達終了。しかし、事故処理キツイ。おいら限界・・・って思って6時半であがらせてもらった。あ、そーだ。昇給して最初の明細をもらった。イエイ!増えたぜイエイ!だけどここにいるかぎり毎年大晦日も元旦も仕事だぜイエイ!倶知安かえれないぜイエイ!

夫に炊飯頼み娘と買い物して焼き肉の夕食。「ちりとてちん」昨日と今日の分見た。キヨミの友達のジュンちゃんがいい味。「おかあさん、この子好きだわぁ」と、Yにシミジミ言う。またも9時まで学校にいた娘Kを迎えに行く。

▼11/23 ぱちぱちぱちの休日♪

るんるん♪と、パチ屋へ出動。10分ほど『言いまつがい』を読む。不思議な読みかた。読みたいけど人前で吹き出したくはない。なのできっちり読まないで流し読み。10数分まって入場。寒い寒い。冷えたので二日間あまり出ていない台を確保してトイレ。そして台の前に座る。最初の5百円がひとつも回らずになくなりそうになって、やっと回る。3回転目ガインガインガインと停止して、アクエリオンチャンス!発生。☆みっつのリーチ。どーせはずれんでしょ。早いとこちゃっちゃと済ませてよ。頼むよ。と、風俗嬢のように思う。ところがどっこい当たり。大当たり中に台中央になんかロボット合体してきっもちいい〜ンことに。3連して時短も終了。はいはい。と思っていたら114回転で当たり。そして確変に変化。でもワンセット。そして、まわらねー。4箱半あったのに、あと一箱となる。そこで携帯がブルブルする。みると職場からだ。静かなところに移動して、イッタイナニ!?と、かけ直す。へましたわけじゃなくて、ブツバクハツ、ヒトタリナイ。出勤できないか?という要請だった。こう見えて義侠心に厚いオンナ。困っている人を放っては置けない。シカタガナイ。行くと答える。

上皿のタマを打っちゃって・・・とハンドル回したら、熱いリーチ!ヤバっ!当たるな。いや当たれ!と、複雑な気持ち。でも外れた。あっそ−。と、半端な、のこり換金。5800円だと。1000円使ったので、約5000円儲けたかっこう。

性懲りもなく書くが、職場に向かいつつ、青ざめて気付く。あらぁ!今日ノーブラだわ。ええい!いいや、上着来てれば。けっきょく暑くて(だれも気づきゃしないさ)と、脱いだが・・・。なんだか、すんごいことになっていた。わったくったコダテして2時半配達に出た。ピンポン配達と宅配ボックスの嵐。ちゃれんじ憎し。健康保険証の配達があったので遅いと文句を言われたり。休日出勤して頑張ったのにさ。いっそコジマヨシオになってパンツ一丁で躍りたかった。シルカ!?ソンナノカンケケーネー!!でも、小学4年生らいのオンナノコに「ありがとうございます。気をつけてお帰り下さいませ」と、労われて面食らったりもした。

5時半過ぎに終わって45分戻り。雑務して6時過ぎ帰らせてもらう。今日の勤務は超勤?休日出勤?と、言っていたら、なんのことない普通の勤務日にして時間休とったことにして・・・だってさ。フザケンナヨ!まぁ、めんどくさいので了承したが。今度から休日の出動要請には絶対に答えないことに決意。冬はホッケ食え。オロカナ男と人の不幸はホッテオケ。