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日々のタワゴト                  

三半器官



▼7/12 木

休み明けというやつは、いつもダルイ。それでも一昨日夜更かしした余波で夕べはサッサと寝たので体調は悪くない。学生時代、あんなに眠れなかった自分が不思議でならない。ここ2〜3年、おそろしく寝付きが良くなった。やっぱり、毎日毎日、日がな一日ゴルフ場でお日様にあたっていたのが良かったのだと思う。鬱の治療のひとつに日光浴というのもあるのは、故なきことではないと感じる。雨戸まで閉め切って部屋に籠もって、時には机の下に潜ってまで友人らを避けていた私は、むしろ太陽が怖かったもの。

そんなワケで、今日の昼休みは、眠たくない。本忘れたのにな。と思ったが、実際には横になって目をつむると、ものの1〜2分で見事に眠りの世界に突入したのだった。ありがたやありがたや。

朝、映画「めがね」の公開が9/25と知り、待ち遠しくて堪らなくなる。「かもめ食堂」にも増して、ゆる〜い映画になったらしいので、○デシリットルの涙が流れたりとかいう、わざとらしい大感動は、ないに違いないが。

ひとまず「バーバー吉野」みねば。

それからエヴァも借りねば。今週末、海に行かなかったらパチンコ屋に欠席届出してビデオ三昧してみようか。

庄野潤三・・・悪くはないが、評判ほど、そんなに・・・いい?と感じる。鈍いのかも知れない。私なんざぁ所詮際物好きなのですし。ちょっとしたスノッブな匂いに敏感なのですかな。育ちの悪いモノとしては。

次は何を読もうか、と調べていて

未映子の純粋非性批判」なるBrogを知る。ふむふむ。これは、来そうですな。いや。来ます。間違いなく。たとえ今回授賞されずとも、、本好きとかネット界の範疇を越え、じゃんじゃんマスコミにも幅を利かせるようになりそう。

畳みかける文体は、野坂昭如であるとか、小笠原日記などを思い起こす。でも、

めちゃくちゃなようでも小笠原氏は、三半規管が丈夫な方やというか、はり理性の人論理の人。平衡感覚が危うくなりはしない。まだ、僅か10日分くらいしか読んではいないが、あり地獄的なヤバさがある感じ。

明日も超勤か。こっそり蒸けてしまいたいが。