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日々のタワゴト                  

2007-06-26




コヨーテ・ソング

コヨーテ・ソング

▼6/25 月

朝、日報の日付を書きながら(ジュリーと「Uー」と「Hせ」の誕生日か。)と、思う。

朝礼の時、パンチ頭の某氏にむかむかと腹が立った。以前から、こいつどーしよーもねー!と思ってはいたが。そこで彼の不愉快な怒号ミミタコ訓辞を一ヶ月分録音して局長に送りつけ、これで彼が如何に我々のやる気をぶちこわし、朝から気分を害し、かつまた、その訓辞が一つも役にたっていないってことコトが判るでしょう。すみやかに彼を余所にやっちゃってください。人類の平和のために、と言ってしまおうか・・・と。あるいは、ふざけんじゃねぇよ!おめー!そんなくだらない話、だれが毎日聞いていられんだよ、不愉快な、そもそもだね、ノーハウのない苦言の繰り返しが一体誰の得になるの・・・と、田村正和じゃないが、ブチ切れて辞めるってのも考えたがそれは不毛。そしてくやしい。

ブツ多く、大口1の応援にも入ってマンション5ケ請負い、走って走って丁度良く終了。理想型。

夫の長い不在が終了した。家族で乾杯したときに「おとうさん、おかえり〜」と私が言った。

娘らは顔を寄せ合ってひそひそと言った。

「今のさ、語尾にハート飛んだよね。二つ飛んだよね。」

「いや10個」

「それは、くどい」

などと言っていた。そんなんじゃないの。とりあえず明るく迎えてあげようという、同士のココロなの。とかおもったけど言わずにニヤニヤとそれを見ていた。

本:『コヨーテソング』読了。こちらは伊藤比呂美テーマの中の「性」がクローズアップ。

昔話風に性にまつわる逸話がいくつも。たとえばコヨーテが娘と交わると、娘の性器には歯があり、コヨーテのペニスは噛み契られてしまう。・・・というような、いささかオッソロシイ話ばかり。しかし、この人の文章には、どこかしら滑稽さがあって、悲惨にはならない。とにかく自らの性をおおらかに歌った詩で脚光を浴びた詩人は今も変わっていない。

ものすごく性について開けっぴろげに見えるこの人は、実のところ、きっと誰よりも性に対しストイックな人なのでは・・・と思ってしまう。(こんなこと、いけない、いけない、いけないにちがいない)と、深層心理で思ってしまうが為に、逆噴射して(いいんです。こんなコト考えても、あんなことしても、そんなことだってやっちゃったって、やったし、いっぱいやったし!)と公的に言ってしまっているのだと。