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日々のタワゴト                  

必殺仕事人 !



▼5/21 月

 朝、ベランダに出てみると、干しカゴに魚がないので庭仕事をしている夫に「サカナどした?」と声を掛ける。「レーゾーコ!」誇らしげに答える。気がつくと物干し台が忍者屋敷のようになっていた。大事な釣果を二度までもカラスに奪われ業を煮やしたのだろう。釣り糸が色々な角度に張り巡らされている。ったく、あんたは「仕事人!」かよ。と笑えてくる。洗濯を干すとき、蛍族になるときは要注意だ。

 ゲンゴロウをソワソワ眺めている小笠原さんの日記を見ていてふと思った。こどもの頃から虫が好きで好きでずーっと虫を眺めているうちに生物学者になった人。あるいは車が好きで好きで車を作る人になった人。本が好きで小説家。漫画好きで漫画家。そーゆー方々はスンバラシイと。一念で岩をも穿つような、そういった惚れ込み方は、いかにもカッコヨイ。でも、自分にはムリ。全然ムリ。きっと、ナニゴトもフタを開ける瞬間だけが気持ちいいんだと思う。瞬間風速だけは、相当強いが。

 「僕の右手」じゃないが、自分にとっては聴いたことのない歌、みたことのない人、それが一番ヨイモノ。それを発見していられたら機嫌ヨク暮らせる。しかし・・・冷静に見てこんなヤツって全然ダメだよな。友達のおもちゃ横取りする幼児と変わらないじゃないか。ま、冷静と情熱の間に見て(しゃあねぇな。。)と寛恕寛恕。しておア・ハッピーファミリーこう。

 Amazonマーケットプレイスより、黒野伸一『ア・ハッピー・ファミリー』が届いて読み始めている。『万寿子さんの庭』とはエライ違う軽いタッチで、やや調子が狂ったが次第に面白くはなってきている。肝の据わった女子中学生が好もしい。今のところはっぴーどころか、全くの、あんはっぴーふぁみりーではあるが。マスコというおばあさんが登場したので、密かに、うほほと思う。

 最近よく某所でお会いする仕事人三田村邦彦が「愛ちゃん」に「芸能人で一番上手いかも」と言わせるほど卓球上手いのに驚き。そして、まるきし勝負弱いのにもびっくり。パックン圧勝。そのあとすぐ英語でしゃべらないと見てなんだか違和感。そして、やはり工藤夕紀は、興味深い。