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図書館にて15日付け朝日新聞における是枝監督のコメントを読む。カンヌで質問された「何故、子供を捨てた母を断罪しないのか」という質問に答える形。マイケルムーアの映画に触れ、「撮る前から結論が存在するのではドキュメンタリーではない。断罪は自分の望むものではないし、結論がないのは、見る人に自分の問題として持ち帰ってもらいたいからである。と。
そして、偶々、その横に佐々木幹郎の「家族の肖像」(谷川賢作・谷川俊太郎)評が掲載されていた。要旨は
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- 言葉のコアには沈黙がある」とは二十歳の頃の谷川氏の言葉。本来、言葉は受け止めて沈黙する時間が必要だ。その意味で賢作さんの音楽は、まるで詩の余白を形作るように快い。----
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自分にも「ことばの余白」が必要であろう。ということはずーーっと懸案事項のひとつでもあったので。なので、すーっと入ってきた。