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日々のタワゴト                  

<ね‐おし【寝圧し・寝押し】>



衣類などの皺シワをのばし、折目を整えるために、寝床の下に敷くこと。

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昔、よくやりませんでしたか?

寝る前に制服の襞を整えて、形が崩れないように、そっと布団をかぶせて朝まで自分が重石になる。重石が暴れなければ いいのですが、ときにはライク ア ローリングストーンな重石だったりして・・・。そうすると、へっぽこな結果になるのであります。

皺取りの整形手術(あなたは今、心の中でこの字をなんと読みましたか?せいけいしじつ?せいけいしゅじゅつ?せいけいしじゅつ?せいけいしゅじつ?さらに、手術室なんて千差万別?)・・をしたのに今までなかった皺が頬にくっきりきれいに・・・なんてことが起きてしまったりするのです。あなたは耐えられますか!?そう、寝押しに失敗の巻ですね。だから気をつけろって念押ししたのにー。ねおしにねんおし!

これまた、こういう皺というのはなかなか頑固さんで、 今更アイロンを出してにわか補正をしようとしても「くりっ」とかいって布が持ち上がったりするのですね。

ここで女学生(ああ、今はなき女学生の語の響き・・・)は、んーーもうっ!とか思って失敗手術の先生に食って掛かりたいという衝動を覚えるのです。しかし、訴える相手は自分。精々がとこ、自分のケツッペタを叩くしかないのです。敵を呪わば穴三つ。

今のお嬢さんたちはどうですか?たぶん、やってないのでは?うちのはしていないですね。というよりも、そういう知恵はたぶん知らない筈です。明日の朝、おかあちゃんの知恵袋っていうことで教えておきましょう。 反応やいかに?