■ 日 日 夜 夜 ■

日々のタワゴト                  

<ぽん‐ぽん>p.2330



1〜4省略 (幼児語。打つ時の音から) 腹。おなか。

幼児語にも方言があるようだ。どれが方言の幼児語か判然としないので思いつくままに書いてみよう。

ぽんぽん(お腹)ばっぽ(おんぶ)たんた(靴下)ねんね(寝る)まんま(食べ物)ごっこ(さかな)おとと(さかな)くっく(靴)おんも(外)てって(手)あんよ(足・歩く)にぎにぎ(握る)と、ここまで書いてイヤ思い出せないものが、まだまだあるはずとPCの辞書で(幼児語)の本文検索をしてみた。あるある。長いけど我慢してくださいね。

□あつつ□あんよ□うな‐うな(叱ること)□うま‐うま□うん‐こ□うんち□えんこ(おすわり)□おこわ‐ぐさ(アカマンマ)□お‐しっこ□お‐すわり【御座り】□お‐ちんちん□おっぱい□お‐つむ□お‐てて□お‐ねしょ□お‐ねむ【御睡】□お‐ひ‐さま□おふ(火・灸)□お‐ぶう□お‐みや(お土産)□お‐めざ(朝のお菓子)□お‐め‐め□およ‐もん【およ物】(恐ろしいもの)□おんぶ【負】□おんも□おんり□があが(魚の骨)□かあ‐かあ□かい‐かい(疥癬)□がい‐がい(蛙)□かか(着物)□かか(母)□かち‐かち□かっ‐こ(駒下駄)□からす‐かんざえもん【烏勘左衛門】□かん‐かん(髪・下駄)□きい‐きい(具合)□きしゃ‐ぽっぽ【汽車ぽっぽ】□きん‐とと□げん‐まん【拳万】□ごろ‐ごろ(雷)□ごろごろ‐さま【ごろごろ様】□こん‐こん(狐)□さ‐そう(さ候からさようならのこと)□しい【尿】□じいじい‐もんもん【字字紋紋】(字と絵)□し‐し【尿】□じじ(九州−魚・庄内−ネズミ)□しっ‐こ□ぜ‐ぜ【銭】□ぞり‐ぞり(散発)□たあ‐たあ(足袋・靴下)□だだ(父)□だっこ【抱っこ】□たっち【立っち】□だぶ‐だぶ(音)(湯・水)□ちい(乳母)□ちい‐ちい(虱・蚤・小鳥)□ちゅう‐ちゅう(ネズミ)□ちんこ□ちん‐ちん□ちんぽ□ てん‐てん(手ぬぐい)□てん‐てん【天天】(頭)□とっと‐の‐め【鳥の目】□とと □とと【父】□とと‐かか□ にぎ‐にぎ【握握】□ねんね□ねんねこ□のど‐ちんこ【喉ちんこ】□のの(神仏・日月など、すべて尊崇するものの称。)□のの‐さま □のんの‐さま□のん‐のん(灯明)□ぱい(捨てること)□はい‐ちゃ(さようなら)□はい‐はい【這い這い】□ぱい‐ぱい□ ばっち・い(汚い)□ぱっぱ(キセル)□ばば【糞・屎】□ばばっち・い□ひん‐ひん□ぶう(湯・水)□ぶう‐ぶう(幼児語)□べべ□ぺん‐ぺん□ポッケ□ほっ‐ぺ【頬っぺ】□ぽっぽ□ぽん‐ぽ□ぽん‐ぽん□まんま【飯】□めん‐め□もんも【紋】□らく‐ちん【楽ちん】□わん‐わん


長過ぎて嫌になったでしょうか。古語も含まれているし、??と思われた語も多々あったのでは?音をあらわしたり畳語(繰り返し)が多いのが特徴でしょうか。さらに興味が湧くのは方言の幼児語です。

「ぽんぽん」という語を見てよしさんのHPでちらと話題になっていたのを思い出したのでした。

「お帰りでちゅ〜。ちゃぼちゃぼできれきれしたげまちゅ〜。ぱいぱいもあげまちゅよ〜。ぴっちゃん(可愛がっているぬいぐるみの名)もいっちょに入りましょうね〜」という会話をいつもしている。という夫婦がいるのを知ってビックリしたことがあるけど、実はたくさんいるんだろうなぁ。コアイコアイ。

ペットの猫や犬に幼児語で話し掛ける心理ってのは何だろう。やっぱり皆幼い子供のように感じていることの現れでしょうね。かく言うわたしも、吹雪の中から帰ってきた猫に(あらら、帰ってきたのー。しゃむかったでしょー。)なんて言ってたりする。ばっかみたい。

TVでイカメシイ顔のおじいさんが、「チビちゃんウンチでちゃったのー」「おばあちゃんがねー、いじめるんだよー。おしゃけ飲んだら駄目っていうのよー」なんて話し掛けているのを見ると引くけど、でも可愛い。

幼児語で話し掛けるのは相手が可愛いから。(ちょっと話題がハードになるが、老人施設でそういった言葉遣いをするのは・・・そこに働く気持ちに検討を加える必要がありそうだ。 )

人間って、可愛がる存在、慈しむ存在を知らず知らずに必要とする生き物なのでしょうか。

幼児語愛好者ここにもいます!という報告など楽しみにしています。