▼2019.11.30
歩き二日目。
さあて、朝からよりどりみどりのバイキング終了。足の加減と相談しながら83番一宮寺を目指します。事によるとバスや琴電使うかも。
— おっか (@55okka) 2019年11月29日
最初から弱気(笑)
宿の朝食を終えコミュニティバスで昨日の到達点へ。
そこから歩き始めたのは0856。今日は80~(6.7㎞)81番白峯寺→(4.6㎞)82番根来寺→(13.3㎞)83番一宮寺で山山々。距離としては適正だがスタートが遅い+山道という不利。さてどうなるのか。
この季節四国では山茶花がたくさん咲いている。最初の遍路ではとても不思議だった冬に花が咲いているなんて。そして「たき火」が「山茶花の宿」が繰り返し脳内再生される。空が青い。気持ち良い。
今日のコースは舗装路が多い。時々昔ながらの遍路道に入る。イノシシに注意の看板があり、土を掘り起こした形跡が至る所にある。イノシシに遭遇するのは避けたい。スイングガールズの場面がよぎる。
山門手前の階段には1032着。山門には1047着。
本堂、大師堂お参りし、干支ごとの祠にも。
さらに登って根来寺(ねごろじ)を目指す。距離に比して時間を要した。
牛鬼に再会。お約束の写真。
山門を入り階段を下り、そしてまた昇る。
さて次なる一宮寺までは13.3㎞だから順調にいっても三時間半位はかかる道のり。足の疲れを考えると案外厳しい。下りは足に負担がかかる。でもぎりぎりまでバスには乗りたくない。
必死のパッチで(関西ではあこの言い回しを使うらしい)いや、はっちゃきこいて歩く。少し上に跳ねる感じで歩くとスピードアップできる。下り切って午後三時過ぎ。ここからまだ六キロある。ぎりぎりだ。四の五の言ってる暇はないんだ。
右を出す。左を出す。右を出し左を出す。南無大師遍照金剛。南無大師遍照金剛。
1640なんとか目標の一宮寺に着けた。ふう~。
納経を済ませると急に足が痛くなる。本日の宿は「天然温泉きらら」だ。温泉のカウンターでチェックインするとキーをくれてあそこのマンションの××階です。と言われる。
足を引きずるようにマンションへ。
へえ。普通のマンションだ。寝室が二つ。ほかに和室にも布団は容易されていた。「ん?」これって十人とか泊まれるんじゃ?と要らぬ心配。
貴重品を冷蔵庫に入れ部屋に備えてあったサンダルでお風呂に行く。
ギプスの腕をカバーに入れて風呂。不自由。
上がって着替えているとYOUに話しかけられる。何も話せないようだ。
カタコト中学英語で言ってみる。Do you want to open this box?
答えは満面の笑み。高橋優の言う笑顔は世界の共通言語ってこーゆーことだね。
良いことをした余韻の気分でおいしくチャーハン焼きそばセットを夫に手伝ってもらいつつ食べる。
不思議宿で眠る。