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日々のタワゴト                  

▼2019/10/15 火曜日

今朝も寒い。ユニフォームに薄手の作業用ジャンパーを羽織る。

川にあしらった紅葉はどうしても沈み、水は浄化システムがないので色が見えにくくなってしまう。

ネコ(一輪車)を押していき枝を全部拾って積む。その積んだ様が美しくて(はっ!)とする。

長い登りを押し上げて押して押してやっと例の彫刻にたどり着く。

落ち葉を熊手で底まで落として均す。その上に三色の紅葉たちを色ごとに置いてみる。

うん。綺麗だ。

この現代彫刻(?)は、階段の底に降りてステンレスの枠から空を覗くという趣向。

「ウレシクテ アノヨト コノヨヲ イキキスル」

もたつく脚で彼岸を見る、ということらしい。

コノヨとアノヨの隙間に幻でもいいし瞬きする間でも良いから、キレイなモノを見ていたい。

この小さないたずらの主は楽しみました。

夕刻にはすでにチリチリに枯れ始めたものがあり、仕方ない仕方ないと言い聞かせる。ショギョームジョーだ。

晩秋の暮れは早い。それぞれに「秋思」(最近覚えた言葉)を抱えているげに見える。

「隠された庭への道」下部にある桂の葉は神々しく光を集め反射し、宙に浮かび上がろうとでもしているように見えました。