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日々のタワゴト                  

湯治へ

▼2019/10/12~10/13 土曜日 
背中がまだ痛い。夫はパソコンに向かい山に行こうとしてる様子。「私さ、背中と腰痛いから山行けないわ。お父さんは行っておいで。栗拾いしてさ、それから映画観てくるから。夕方までに帰ってくるからさ」

ということでスクーター定期運転。

散歩を兼ねて栗を拾いに行ってみた。しかし全然ない。今年は不作のようだ。数個だけ拾う。

ついでに落ち葉の状態や昨日の紅葉をチェック。今の落ち葉の状況は、なんというのか美しくはない気がする。デスクワークの職員さんは真っ黄色のイチョウの絨毯や、真っ赤な紅葉を敷き詰めたのを想像して落ち葉を飛ばさないでと言っているのだと思うが自然はそうそう都合よくいかないもんだ。真っ黒に変色しチリチリに縮んだ葉やでっかすぎる朴ノ木の葉はめんこくないと思う。

そして昨日チャイニーズのお客様に貸した紅葉は、と...あれまー。ちゃんと入れてくれてない。運河の壁に枝が引っ掛かっているではないか。やはり数百メートル降りて最後に点検しておくべきだった。直してゲートを出る。

 
いったん帰宅。着替えてスクーターにてJ駅へ。地下鉄に乗り札駅まで。ちょうど良いタイミング。えっと...あ、券売機すごい増えてる。もたもたと購入。そうか此処はシニア料金千二百円なんだ。

映画『真実』オリジナルを最初に見たかったけど時間帯的に吹き替え版になった。

書籍にて映画ができるまでの裏話を先に読んでいるので、(ふむふむ。たしかにこの吸い方はヘビースモーカーを感じさせる。)とか(悪気ない大女優の傍若無人)とかじっくり見てしまう。

母と娘の確執は、よく耳にするし、私自身だってひょんなことから仲良しのおりこうさんの娘と仲違いしてる。映画の母子とは全く異なる状況ながら要は、互いに有り余る愛の行き違いなのだろう。唐突にツーーっと涙が流れた場面があった。いやらしい作為的な「泣ける」映画とは違うので号泣とはならない。でも扉が開き光が見えるような終わりだった。

ストーリーの中の現実と、劇中劇、そして役者たち本人の人となりが幾重にも織りなされ結末へと向かうのは、さすが是枝流だ、見事だと感じた。

役者さんたち皆さん素晴らしい。ドヌーブも老けたとはいえ威圧感があるゴージャスなキレイさだし、ジュリエット・ビノシュは頭の良い練り上げた繊細な演技。本によるとイーサン・ホークは、こどもの心をつかむのがとても上手だそうで良い味出してたけど、もっと活躍させてほしかった。そして劇中劇の骨子がとても興味深く、それで一本見たかったくらい。衣装もプレーンで無垢でとっても素敵だった。

そのあと、珈琲フェア手伝いに来ているという友人を探し30分以上ウロウロ。が混雑してるし探せず。同じフロアーで雑貨とパジャマ、洋服を少し見る。クラス会の後すぐにランチ会いかが?のメールをもらっていたが(もしや膵臓どうかしてる?)の状態で迷ってたし、メール通じなかったので電話もためらわれ返事してなかったのに今日が当日。まだその辺に居るだろうと連絡してみた。では会おうとなって合流。しかし三連休でもあり六名が入れるカフェがなく私の発案で昼居酒屋へ。料金システムわかっていなかったお通し代がプラスされてしまった。すまんすまん。しかも私ばかりしゃべってしまった。すまんすまん。あとで激しく後悔したが時すでに遅し。みんな優しかった。

結局薬局オトンは山には登らずキノコ採りだったそうな。それなら行きたかったよ。涙。

落葉キノコのお味噌汁はシジミ、タチと並んで好きなお汁ベストスリー。

▼2019年10月13日日曜日

限度額認定証が切れてる。更新してなったのだ。申請書類をつくる。

合間に、重い腰を上げていよいよ先日のUQ願いに返答のない会社に電話。

奥さんが出た。あきらかにそこにいる次期社長を呼んでいるが出ない。外で仕事をしている。という。折り返しを頼み切る。

洗い物などしていたら電話が来た。すぐにはUQの申請を承認するとかしないとか言わない。とにかく、わたしは真摯に思うところを伝えた。険悪になりたくないし本来の規定通りの日数を要求することはしなかったのは、*****です。ただ徐々に改善してほしいしするべきとも考えている。自分だけが貰えればよいとも考えてはいない、それと、、、今回の件で「湯ニオン」に加入して相談していますので、今後のいわれなき不利益についてはそちらに交渉を委ねるつもり、という点も伝えた。

結果、申請を呑んでもらえ他のメンバーにも取ってもらえることとなった。基本的には来年の雇用も大丈夫そうだった。

私にとっては満額回答だ。

お昼はラーメン屋へ。行きしなに図書館へ寄ってもらい今朝知った熊野の作家宇江敏勝さんの本、俳句の本を借りる。


途中で義母から電話。Yから台風大丈夫だったか電話貰ったよ、と。そこから、話は義弟たちのことで長い愚痴と、そして頼みごとになりそうだったので、そこはうまくハンドルを切ってかわした。ラーメン屋に到着しても終わらない終わらない。終わらせようと話を口をはさむが聞こえちゃいない。大きい声で「お母さんごめんねー!お話は、なんぼでも聞くよ。私聞くよ。電話してきて。でも、今これからお昼だからまた今度ね。」と四苦八苦で切る。

帰宅して、やっと有給休暇の旅、航空券やら手配できた。普通に航空券買って宿を予約するつもりだったけど、回答を待っているうちにどんどん値上がりしてるべさ!なんかよい方法は?と探してたらオールフリー(タダのほうでなく)のツアーがお得だった。余分に一泊増やささったけど、それも楽しいかも。

末井さんも行った湯治場へ行く。ごろごろする。癌の芽も青田刈りする。賢治の記念館やら、昔友達にひっぱてかれた懐かしの光原社にもいく。


(近所のケーキ屋さんのディスプレイ)