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日々のタワゴト                  

入院⁇

▼10月27日金曜日

帰宅後、談笑してそろそろ布団に入ろうと降りたが一向に眠くならない。

 

娘はすぐに寝息を立て始めた。

 

灯りを消していたがいつまでも眠くならないので、やはり眠剤を…と2階に取りに行く。

 

ほんの2時間くらい休んだら、もう朝がやって来た。9時半に出発すれば良いのだからと意固地になって床にいた。

 

長女も合流し病室へ。

 

モノを納め案内を待つが中々呼んでくれない。けっきょくは1時間ばかり待たされた格好。

 

飄々とした白衣の人がやって来た。さあ!とばかりに顎で招くようなそぶり。

 

談話室というのか説明をする部屋に入り、まもなく、やや早口で病状の説明を始めた。

「食道ってね、この真裏にあります。粘膜の下にはほらこんなに大きなモノがあります。

…手術はどうやるかというと、通常の食道ガンであれば全部取って胃を首で繋ぐ訳だけど、今回は胸で繋ぎます。なんで胸でつなぐかというと、より近いので縫合不全が起きずらい。日本語で言えば縫合不全ですが英語では吻合部漏出です。リーク。「漏れるデスネ」。もれ はなんで起きるかというと。胃の血の巡りの悪さです。このやり方だと、引っ張り方が少ない分循環は良いということになります。

 

詳細はココに書かれていますが、この資料はあくまでも一般的な食道ガンの場合を基準に書かれています。70代の男性などだと合併症が50%近く起きますが、××さんは若いんでもっと回復が早いのではないか、と思います。」

 

等など。なんとなくノリの軽さもあって、重く重くのしかかっていた石が取り除かれたようではあった。

 

おまけにお話の最後、今日アレだったら説明終わったら外泊していいから。今日何にもないから。美味しいもの食べてえ!と終わった。

 

帰宅してみると、なんだか酷く身体が重くシンドイ。夕飯まで……と、グッタリとして横になっていたら、今から行くからという友人からの連絡。とても、1〜2時間談笑できる気はしなかった。

悪いけど元気になってから顔見て!と拝み倒す格好。

 

気がついたらもう5時過ぎていたのだ。