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                      タワゴトです。

紀の国をゆく 三日目 金曜日 大門から湯の峰へ

▼2017.3.24(金)

0600起床
0850南紀勝浦 ホテル浦島発
0912大門坂駐車場
1021那智大社
  青岸渡寺
1232神倉神社
1308ゴトビキ岩
1337速玉大社
1530湯の峰温泉
1830神社マイスターのハタケと合流

食べる飲む語る

船で海を渡った小島のホテルを船で戻る。


まずは大門駐車場に車を停めて歩き始める。無人販売のみかんを見て「かうかうかう」とうるさい奴がいて仕方なく私が大きめの「せとか風」みかんを三個持つ。すでに文旦を一個持っておるのだが。

那智大社へ向かう道は、ずーーっつと上りである。ウォーキングポールを手にジリジリと上る。杉と石段。良い道。毎日がフィトンチッドまみれの森林浴。さすがは木の国(紀国)や。しばらく上ると一丁の表示杭。「まさか百丁までないよね。とワナワナ。

四丁を過ぎたあたりでベンチがあったので、そこに座り文旦をいただく。剥く人はウー。

一時間ばかり上ると土産物屋の並ぶ道があり、それを抜けると那智大社。滝の見えるところで写真を撮っていると、またしてもKトーノ先生に遭遇。宝物殿で案内の方と曼荼羅の面白い話をしてきたとのこと。我々は青岸渡寺をお詣りし、バスで下る。あとで神社マイスターハタケが「滝の下に行きましたか?」と確認していたが、スルーしてしまったのだった。ちょいと調べると、元々の社は滝の麓にあったものらしい。(どうも、ここには神様がおらぬ気が)と思ったのは、そういうことかも。



ともあれ神倉神社へと向かう。狭い路地を曲がり曲りして駐車。

翌日、高野山ナイトツアーで伺ったように、神道には経典がない。原始的な万物を神とする宗教(ではないという考え方もあるらしい)。ここの神様は山頂のふたつの巨石「ゴトビキ岩」だ。

恐ろしいばかりの518段の石段。マジか!と思いながら急な石段を見上げながら一歩一歩歩く。これから行く方は、本当に心して向かわれるべしです。


ここは、奇祭「お燈祭り」というのが二月にあって、桶の松明を背負ってゴトビキ岩から大勢の男たちが階段を駆け下りるという。故 原田芳雄も毎年訪れていたらしい。小一時間で山頂。お社は修理中だったらしく、大工さんが二人角材を三本背負いながら後ろからやってきた。年配の方は荒い息をついておられた。

二つの巨石が注連縄で結ばれている。おもわず「これ巨大タマタマみたいでない?」と感想を漏らした私である。夜にその話をするとハタケ曰く
「そうなんですよ!あれは男神様で速玉が女神なんです」ほれねー。タマタマだったっしょ?(いや偶々あたっただけだ)

ここには大いなるものがおられました。
展望もよろしい。

下り道は女坂。少し歩くとゴトビキの鳴き声。ゴトビキ岩の由来はヒキガエルだそうですぞ。ぐえー。

続いて速玉大社を拝む。

腹が減った腹が減ったとほざきながら湯の峰へと向かう。カレーとかラーメンに的を絞ったが車の停められるところが見つからない。小さな道の駅でうどん。なんということのない。しかも発泡スチロールのどんぶり。まあ、腹は落ち着いたがな。

曲がりくねり曲がりくねり曲がりくねりしてやっと湯の峰に近づく。温泉の手前で買い出ししておかないと。と、小さな商店前で停める。すると近くの古い民家の下で「さる!さるさる!」と大騒ぎ。サルが瓦を落とすなどの悪さをするので追い払っていたらしい。お店には冷えたビールがなく、支店?が温泉郷にあるというのでそちらで買うことに。

今夜のお宿は小さな民宿くらやさん。温泉は玄関を出て川の横の建物の中。小さいけれど源泉かけ流しの湯。

ええ湯じゃ。

これから今夜来る(仮称)ハタケを待って晩御飯だ。

質素ながら充分なご飯。お部屋に戻ってさらに飲む飲む。

今は神社好きで全国を巡り、学生時代には世界のあちらこちらをバックパッカーとして旅したという彼に、その元の素を聴く。もしかして世界の七不思議とか好きだった?と聞けば、まさにドンピシャ「そうなんですよ。子供時代に読んだ七不思議の本が自分の好奇心のもとかもしれません」というではないか。あたしってば良いインタビュアだわ。メキシコのピラミッドから、即そこ行く?

昨日の植野さんも次はどこへ行くんですか?という話から「まだ見たことのない何かがあったら、扉を開けてそれを見てみたい」という話をされていた。

みんな同類だ!