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    日々のタワゴト                  

その後

▼4/1 火曜日

昨夜、ベランダで夜空を眺めていて思った。ああ。星の位置がこんなにも変化したのか!本当に季節は巡っているんだな。と。当たり前過ぎる事実を噛みしめた。知っているってことと、「感じる」ってことは違う。

玉手箱が開いてオババ化も順調に進行している。やっと、普通日記を書こうかという気持ちになったので、書いてみよう。

仕事を休眠して早5ケ月。秋に聞いていた話では3月には新年度の仕事が始まる予定…とのことだったが、一週間ほど前にやっと電話が来た。初顔合わせは4/21だそうだ。わー。それまで収入なしは痛い。まあ、家もあり、食料はあるわけだから、使わなけりゃいいだけのことだが。

正直言って、地区センター図書室のパート募集回覧を見た時は、かなり心が動いた。なんたって近いし、時給も悪くない。好きな本に関連する仕事を一度は経験してみたい気持ちは前からあった。だが、、仲間とも約束したことであるし、年に数か月休んで旅などできるというのは魅力的だ。ともかく今年は霊園で、お世話になってみよう、と腹を括った。

四国遍路をしてみて、あの辛さ困難さ、それ故の充実感を体験すると、仕事もしていない今、日常生活というものは実にこころもとないものであると感じる。なにをしても自由だということは、なんと不自由なことだろうか。これということも為さない一日が人生の無駄遣いに思えて罪悪感を覚える。へんろ終盤に思った(心ゆくまでダラダラしたい・・・)という願望は不発弾のようにぷすぷすして、叶ったのか叶ってないのか分からない。、自分が宇宙の中の地球という星の、日本列島にある、この島のここに二本足で立っているぞー!虫のように這っているぞー!生きてるぞー!という「実感」!あれは、何物にも代えがたい。



四国には、永遠に巡り続けている人が少なからずいるらしい。そこまで、極端ではないにしろ、取り憑かれたように、年に一度もしくは二度歩き続けているという人もいる。私には、その気持ちがわかる気がする。毎日、目的があるってなんて有難いことだろう。

ともかく、目的なんかなくたって日々は過ぎてゆくのだ。

とりあえず、テレビとラジオのスペイン語講座を聞くことにしよう…。と思って番組表をみると、明日はもう第三課!ガーン。覚えるところまで行かないにしろ、いつの日か巡礼に行く機会が作れるとしたら、挨拶程度だとしても耳慣れておくことに越したことはない。便利な時代で、NHK語学サイトに登録すると前の週の分を聴くことができるようだ。一応、テキストも買いに行こう。

チャリ旅という手も考えている。リアカー旅も選択肢のひとつだし。まずは、ちゃりんこにも少し乗ろう。とにかく私は「カラダ旅」を今後の人生のテーマにする。すぐ気が変わるオンナだからアレだけどもさ。。

読了本メモ:

私のなかの彼女

私のなかの彼女

ノボさん 小説 正岡子規と夏目漱石

ノボさん 小説 正岡子規と夏目漱石

四国遍路 (岩波新書)

四国遍路 (岩波新書)

滝行で腰布一枚の裸になるのはまさに素そのもので、からだを流れる滝の水と皮膚の間にはほとんどさえぎるものはない。だからこそ、水に溶け込む感覚が鋭敏になるのだ。滝行を終えるころには、自分のからだが一滴の水にすぎないという感じをおぼろげながらもつことができた。

御開帳綺譚 (文春文庫)

御開帳綺譚 (文春文庫)

「禅とは、記憶や思考から解放されて今を味わうことです」
「慈悲とは、ワタクシという防波堤が決壊して、相手が全面的にこちらに入ってくることなんです」

この部分、非常に心に残った。twitterで丹治さんが毎日就寝前につぶやく、あのつぶやきとも被る。

わたしたちは
遠くから届いたひかり
たがいに照らし温めあうひかり

わたしたちは
ひとつらなりのいのち
おわりもはじまりもない
一枚の布のようないのち

この美しい世界にありがとう
生きることが祈ることであるように
明日もここで生きています

自他の境目がなくなること。そこに、ひとつの境地があると、感覚的に思っていた。
それを、みごとに言い得たたんじさんの言の葉は
何度目にしても安らぎを覚える。へんろ旅の究極も、そういったものに思えてならない。


枕もとに靴: ああ無情の泥酔日記 (新潮文庫)

枕もとに靴: ああ無情の泥酔日記 (新潮文庫)

すべての始まりは、この本の元となった「なにがなにやら」の読者となったことだった。
あれから幾星霜。。。また、通読してみて彼女の世界観の多様な魅力がギッシリとギフトのように詰まった本だったのだなぁ、と感慨深い。笑いの世界で遊んでいたはずが、いつの間にやら物凄く静謐な物語の中に居たりする妙味は他のエッセイ集にない、きらきらとドキドキと安寧。今更だけど北大路さん、あなた素敵です!

赤い橋の下のぬるい水 (文春文庫)

赤い橋の下のぬるい水 (文春文庫)

こういった彼女の好きだという純文学の世界を覗いて北大路公子の奈落を想像して潜り込んでみるも、また一興。

歩き遍路―土を踏み風に祈る。それだけでいい。

歩き遍路―土を踏み風に祈る。それだけでいい。

かくかくしかじか 3 (愛蔵版コミックス)

かくかくしかじか 3 (愛蔵版コミックス)

テルマエ・ロマエVI (ビームコミックス)

テルマエ・ロマエVI (ビームコミックス)

旅好きオヤジの自転車巡礼記―四国八十八ヶ所とスペイン巡礼 (エイ文庫 183)

旅好きオヤジの自転車巡礼記―四国八十八ヶ所とスペイン巡礼 (エイ文庫 183)

先生! どうやって死んだらいいですか?

先生! どうやって死んだらいいですか?

予約本も来ているらしい。図書館にも行かねば。

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