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日々のタワゴト                  

《遍路32日目》シーパMAKOTO~鎌大師~54番延命寺~今治プラザホテル

どんぶらこっこ

▼2/27

 

書きかけのかけの日記もあるけれど、追いつけないので今日のこと。

 

昨日も楽しかった。シーパMAKOTOを出て、海を見ながら相棒と歩いた。

 奴はくるぶしと足首が尋常でなく痛い様子だった。この旅のために買った靴が原因だった。キャラバンのハイカットは、まだ硬く、擦れた足は真っ赤。じゃあ靴を取り替えてみよう、と提案し、私のMIZUNO遍路シューズを彼女が履き、私は、彼女のを履いて歩いた。私も浮腫んだ足が靴に当たっていたし、男物3Eなら丁度いいだろうと。

 

鎌大師を経由しようとしたら、なぜかミカンばたけの真ん中に出る。みかんモノレールに沿って下山脱出。溝の向こうに鎌大師はあった。接待小屋にみかんがあり、オレンジとのかけあわせらしき品種は、めちゃくちゃ甘くて美味しかった。彼女もトイレで用を足せた。結果オーライとしてもらう。ってか、あんたも地図見なさいよ。途中までは確かに合っていたのにな。

 

鬼瓦の産地、菊間で相棒がこんな看板を見つけた。

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笑った。意味わかんないし。

 

途中、海沿いにある喫茶店で珈琲を飲んだ。ケーキと、ビーズアクセサリをお接待して頂いた。アクセサリはママの心病んでいる娘さんが作ったものという。一緒に旅をさせて下されば…と、おっしゃる女性の気持ち。ワタシゴトキには荷が勝ち過ぎているけれど、アクセサリは趣味じゃないけれど、リュックに結んでみた。奴は相も変わらずアホな事ばかり言い、しかもシビアな認知症や癌の人々の現実なども織り込まれる会話。ワレワレの話はいつもこうだ。なにかの接ぎ穂で始まり、どんぶらこっこ、すっこっこ。と、別の流れに移り、一巡して戻ったり、消えたり。そういう結論なき対話は、なあなあで、正直でいいと思う。

 

うどん屋で、打ち合わせをしていたら彼女が「・・・こともできる」と、答えたのが「子どもできる!」に聴こえて二人してバカ笑いしてしまった。アレは尾を引いた。今、書いていても笑ってしまう。一体全体どうしたらコドモデキルんだ!

 

53から54の長い距離をなんとかクリア。バンザーイ!キミを好きでよかった🎶  

16:30位に54番延命寺到着。

そして、互いに肉体が疲労し、無口になったり怒りっぽくなったりもする。それはそれでいい。最後の方の話題は、当時アンタッチャブルだった互いの恋愛話などになり、その間は痛みを忘れて会話してた。こんなどーでもいい感じのオバハン二人も、若い時ゃ、ヒリヒリしてたのね。ヒリヒリでヒリヒリ成敗。

まだかまだかと、18:20宿今治プラザホテル到着。

夜は、どーしても足が痛いHの靴を探しに行って、高い靴を買わせられそうになりながら、攻撃をかわし、安いのを購入。そして最後の晩餐。あまり愛想はなかったが、いい店だった。

 

サワラの叩き、セセリ、鶏皮、カリカリ針ポテトサラダが美味しかった。山芋お好み焼きが私のMVP。料理も会話も美味しゅうござった。短期同行三人合宿は大成功であった。

二時間半分アプリ停止

08:12シーパ発(北条)

40分

鎌大師(下難波)

約3時間

菊間(編照院の先)

53分

菊間町種

 51分

大西町別府

 6.6km 約2時間10分(休憩25分)

54番延命寺

4.1km 1時間20分

今治プラザホテル

54000歩

約34km

8:40