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ぼんやりしてても日々は過ぎてゆくなあ。怖いなあ。
ある日、深夜のつぶやき。
化学物質の名や植物の名は、ある意味似ておる。言葉がスモークに包まれ、まず音としてしか入って来ない。その呪文的な“わからない心地良さ"の際たるものがお経。大島弓子が心地良いのは、台詞回しに拡大解釈したところの経文が含まれているから。音の言葉が充満した中で我々は空中浮遊するのら!!
— おっか (@okka3okka3) 2013, 4月 4
日曜日には、日曜美術館新たなレギュラーはARATA改め井浦新だと知る。取り上げられたのはミュシャという画家。その緻密な美しさ。そこに、内田善美の世界を想起する。
そういえば、この間も娘との会話で古い漫画家の名が。「小路幸也の『蜂蜜秘密』読んだよ。なんかファンタジーっぽい話だったわ。そうだな、萩尾望都の「ポーの一族」を連想するようなさ」「萩尾望都好きなんだって!」「あ、そうなの?うんうん。わかるわかる」と。・・・所詮ワシの時計は古いのだ。
いまさら、今時の時計を付けようとも思わないし、つけても無理があるだろう。
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日曜日、出掛けた先で、さっきの消防車やパトカーは近所で土砂崩れがあったせいだと知る。雨と雪解け水のダブルパンチで私たちの足元は崩壊寸前か。遊んでいて夫が埋まっては寝覚めが悪い。慌ててパチンコ屋から帰還。
土曜日に、とうとう見つけた可愛い花がキバナセツブンソウと判った。その日は会えなかったけれど、昨日配達に行くと庭仕事をされていた。「この花の名前わかったんですよ!」と報告。「ほーほー。ありがとう。ひとつカシコクなったわ。ん?なんだったっけ?」「キ・バ・ナ・セ・ツ・ブ・ン・ソ・ウ」「ははははは」
昨日はM野さんのおばあちゃんにも逢えた。つぼみ一号も、とうとう咲いていた。「M野さあん!咲きましたねー!」というと、腰を叩きながら向こうの方から近づいて来られた。ひとしきり花の話。「うちの母もね花が好きでね、亡くなったんだけどM野さん見てると思い出すんです」ふと見るとM野さんの頬に涙が流れてる。いや。そんなつもりでは・・・。
台所のベランダに面した曇りガラスの向こうが変に明るい。もしや?と思ったら雪。あ。あの花もあの花も雪をかぶったことだろうな。せっかく咲いたのに、寒いだろな。大丈夫かな。
— おっか (@okka3okka3) 2013, 4月 10