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日々のタワゴト                  

還暦と供物

▼2/26

晴れていた。雪に反射した光のまばゆきこと、神降臨の図の如し。だが、我が家の堆雪場は夫によって穢されていた。天気予報フェチで気の早い彼は融雪剤を散布したもよう。鬼太郎の世界でいうならば、いずこからか妖気が漂ってきた…といった景色。

ストーブを消し、PC部屋に向かってジリキセイタイを試みる。始終画面の下に

※痛くならないように

という注意書きが出る。出るけれど、どうみても素人が、そのポーズをとるならば、どこかしらが痛くなって然るべきポーズなのであって(・・・かあさん、ボクはどうすればいいのですか?)と思いながらも加減しつつ遂行。

(ああ。何日も行ってないな)と思い、財布を尻ポッケに突込み、煙草も携行し、市内某所に向かう。

運良く400円で当たり甘7連、胸ポケットに入れた煙草を忘れたと思って一箱交換。止まったけれど辛抱してまた当たり、で3800発で潮時と席を立つ。AKB1回当たり80回転台にて残りカードを入れる。回りは悪くない。3000円残して帰ろうと、回す。「よっしゃー」が続いたり「激熱よ」なども出るがなかなか当たらず。結局3000円を切ってしばらくしてから、アッちゃんトモチンじゃんけんで勝利。ミュージックラッシュも引いて、5800発まで。少し減らして5000発にて帰宅。

配達中、通りの向こうで一年生くらいの子が一人こけた。と思いきや友達がそれを助けようとして倒れ、もう一人の子もそこになだれ込みという、キャッキャあははは、な光景を見る。猫の子がそうやって戯れるた固まりを、椎名さんは「ねこだま」と呼んでいたが、これは「がきだま」とでも云うべきか。

上の姉の誕生日なので、仕事終わりを見計らい真ん中の姉に「還暦だしプレゼント見繕ってなんか買ってってやってくれないか」と打診。Rさんも入れて三人で。なにか素敵な洋服をプレゼントしたらしい。長姉もヨロコンデいた。イカッタイカッタ。辛いこの世で干支を5回りとは立派なものだ。

夫は今日も遅くなるとのことだったので、つぼだいとほうれん草油揚げ、巨大素茶わん蒸しにて夕飯。濃い味DX360缶×1。そして緑茶。

ナイナイの人生相談番組を延々と見てしまった。子育ては辛い苦しい!ということをまざまざと思い出してしまった。「その苦しさは、いつか100倍の愛情になって返って来る」はるかぜちゃんの回答に脱帽。

今日も眠りにいくときの夫の儀式。ごろごろしている私の腹の上に一匹、胸のあたりに一匹猫を置いてヤツは寝室へと降りて行った。