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                      タワゴトです。

《遍路9日目》 みなみ旅館~ロッジおざき  遠い!

▼12/5 木

昨夜のお宿は、とても古かった。狭くて急な階段。軋む床。部屋の入り口も障子戸。八畳間に一人で寝た。


さあて 俺等の身体は、今日も「イケる」かな?こちらの方の使う「イケる」のニュアンスか面白い。[例】旅館の予約、その日でも大丈夫ですかね?」「イケるでえ。いけるいける」使用頻度も、やたら高い、さあ、イージーゴーイングで行こ。


夜明けの道を歩くのは本当に爽快だ。朝焼けの海が美しい。これを見てるのが、既に御利益みたいなものかも。

50分ほどで道路から数メートルの防波堤に登り海を見つめながら身体を休める。後からやってきたおばあさんと、おはようございます、の挨拶。

道に立つ室戸岬までの距離を示す表示に励まされる。23の宿近辺は、まだ82kmあったのが、47km!この足で35km歩けたのだな…と。


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さらに歩いてコンビニ発見。これでやっと地図をコピーできる。これが歩き遍路必携の地図。大きな荷物を背負ったままイチイチ出して開いては大変なので、今必要な一〜二枚を畳んで持ってあるくのだ。これで安心。スマホやケータイでmap見れるし…と思うが、案外圏外だらけ。


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そして、とうとう阿波の国から土佐の国へ。休憩所で、つい応援強要的つぶやきを漏らしてしまう。だって今日は本当に不安だった。昨日は28kmの移動でも、そうとうキツかったし蓄積疲労もあるから気持ちが萎えかけていた。

次の休憩所でオニギリ。

一個だけのつもりがワカメの塩分が体に嬉しく、つい二個とも完食。置かれていた道路の改善点アンケートにも答える。歩道のないトンネルは、本当に恐ろしい。反射板生地の旗を備え付けて欲しいと回答。暗いトンネルに響く杖のカツー、という音は孤独。そこにゴゴゴ〜っという轟音で近付いてくる車はマジで怖いよ。

歩き始めて7時間、用を足し、地図を確認。まだ三分の一も残っているよ。…トホホ。となる。思い腰を上げ「トボトボ行くか」とつぶやいたらY姉から「トボトボでなくてテクテク行け」と、指摘。一度座った後の身体は面白いほど動かない。関節がギシギシ言う。産まれたての子鹿並に立ち上がるのだ。しかし、心の中で(イチニーテクテク!)と号令をかけながら歩いたら、あら不思議。進むよススム。

しかし早くも日が傾きかけており、焦りを感じる。靴下二枚でわりと調子の良かった足裏も指の付け根全体が痛む。荷物も重いズッシリくる。残り6.3km地点で汚いバス停の小屋に座り込み立ち上がるのもイヤになっていた。「立たなきゃ。立って歩かなきゃ」のつぶやきに「おっか、頑張れ〜」の声援がピロリン?と届いて涙ぐむ。「ふぁいとー!」の声。次から次へと皆さんのエール。沿道に並んで旗を振ってくれているのが見えたようだった。(勘違い野郎!)

そして、1km1km距離が減り、とうとう今日の目標達成。

サライもテープもステージもないけれど、やり遂げた感。みんな、ありがとう。

みなみ旅館発 06:36
 47分
 33分 サンクスにてコピー08:17-08:31
 41分
甲浦港の見える場所
 57分
東洋町遍路小屋 10:23-11:07
 49分 
11:57-12:07
 53分
13:00-13:24
 41分
法海上人堂 14:05-14:22
 30分43分11分44分
ロッジおざき着 

49460歩
37.6km
7時間40分

やはり、このアプリ歩数・時間はともかく 距離は一割増位で表示されるようだ。