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 日々のタワゴト                  

《遍路七日目》坂口屋前~22番平等寺~23番薬王寺 世話焼けるし肝焼ける

▼12/3   

 
細切れに眠り、四時に目覚める。あれやこれや荷物整理。出来る限り荷物を軽くするため、夫に白装束上下、バスタオル、本、等持って帰ってもらう。
 
味噌汁、虹鱒、納豆、他の朝食を摂り、出発準備。 
 
 
昨夜、この宿に宿泊されたもう一組は年配のご婦人二人。壁伝いに聞こえてくる話し声がきゃぴきゃぴしてて高校生のよう。聞けば、高校時代の同級生だそうだ。首都圏からちょくちょく短期でやって来て、もう三回目らしい。お二人とも上品で、でも面白い。JETSTARをオススメしたら、メモされていた。「キレイなお姉さんとか、別に要りませんしね」というと「キレイなお姉さんは自前で間に合ってます!」とか白髪の女性がおっしゃる!カワイイ。
 
七時出発で、それぞれ昨日車に乗せていただいた場所へ送迎。お二人は、大龍山へ。私たちは坂口旅館前から平等寺を目指す。
 
今日もテクテク。気温3℃。息も白く、道端の草にも霜が降りている。
 
私達は大根峠を越えた。竹林が美しい。今、話題のかぐや姫がひとクラスできそうなほど。ひっそりとおじいさんに見つけてもらうのを待っていそうな…。
 
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 22番寺、平等寺までの距離は7kmだったが、峠越えだったため一時間半の予定が二時間半近く所要。途中、休憩後に手を繋いで歩こうと手をつないだ途端、夫が「杖は!?」と言うが早いか休憩小屋に取りに走り、手つなぎウォークはおじゃんに。お参りをして、あっさり別れる。そういえば、夫からと思えないらしくないメールが来た。
 
 
 
そこから一人歩き。
 
私の遍路あるある。金剛杖は度々ストを起こす。何度杖をおりそうに
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今日は尿意、足の痛みと、野犬との戦いだった。やった見つけた遍路小屋の周りに痩せた野良犬二匹!恐い。怖くて座れなかった。追われ逃げるように歩き続けた。行けども行けども、ちょうど良い花摘み場がないのだ。トイレはないけれど、と、少し休んだ場所で、再びザックを背負いかけると、薪割りしてる近所のおじさんが「あと、6キロ!」と、叫ぶように教えてくれた。
 
反射的に帽子をとり「ありがとうござます!頑張ります‼︎」と、出征する少年兵のように応えてしまった。
 
お陰でほとんど、ゆっくり休むこともなく合計7時間半も歩くことになった。キツかった〜。

寂れた国道の末路は惨憺たる様であった。コンビニの名が描かれた大きな看板に欣喜雀躍とするも、近づくと、それは10キロ以上も先にあるのだった。ココでしてしまおうか、と何度も何度も迷い、しかし、もう少し行けば何かあるかも。という淡い期待は最後まで叶わなかった。

やっと寺に着き、まずはトイレ。しかし、案外と短かった。水分が汗で昇華した。

限界を超えて、泣く泣く寺の階段を登る。お参りして、さあ納経!の段階で下に預けたザックに納経帳があると気付く。やれやれ。  

そして、宿に向かう前にコンビニへ。こんなに疲れているのに、わざわざ、二百メートル以上も先の彼処を目指すか?お前は?わずか数百円ではないか!パチンコで万単位で負けるお前が?お前はあふぉか〜!!そして、エビス白、巨峰ヌーボー、線香、タバコ購入。帰り道、金剛杖がないことに気付く。重い足をひきづり、あの長い階段を再び登り、杖確保。あー!世話が焼ける!

そして、宿に到着!お風呂に入り、洗濯機を回して離れの居酒屋的食堂で夕飯。旨し。茶碗蒸し、んまい。今までの一番。

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おばちゃんも明るい良い方。民宿始めて48年だそうだ。偉いなあ。と思う。

食事の帰りに駐車場的な場所にある洗濯機から洗濯物回収。

悲しいことに、洗濯物はティッシュまみれだった。あーーー!世話焼ける。
碧 07:07発
坂口屋発 07:32
 
 7.9km 34分(6分)52分(6分)26分 大根峠
22番 平等寺 09:37-10:00
 
 20.0km 39分 夫は新野駅からJRで帰途へ 
          一人歩き開始
  120分30分33分(水車前休憩)61分 尿意と野犬との戦い
23番 薬王寺 15:43-16:08
 
民宿きよ美