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                      タワゴトです。

《遍路3日目》転がるおっかの遍路転がし 旅館吉野〜12番 焼山寺〜善根宿 すだち館

▼11/29  

 
昨夜も妙な時刻に目覚め四時半まで眠れず。そして五時半夫に起こされる。
 
朝食は6時半と思っていたので、まだ早いじゃん。もう少し寝かせてよー、と力なく抗議するもノロノロと起き上がる。
 
荷物を整理し豆の処理。彼方此方にアンメルツ。洗顔していたら廊下に出ていた夫が「めし6時じゃないん?(群馬県人)」という。慌てて食堂へ。すでに皆さん食べている。慌てつつ美味しくいただく。昨夜お願いしていたオニギリ(二個300円)も受け取って出発の用意。
 
今日は八十八ケ所の最大の難所、遍路転がしと呼ばれる焼山寺への道。先達仙人と一緒になると早足で気が急くし、気を使わせてもなんなので、15分くらい後に出る。
 
あんなに痛かった足だが、寝るとそれなりに歩けるものだ。
 
藤井寺から入る山道は、いきなりの急な登り。風と共に去りぬだったかの螺旋階段のもっとキツイやつみたいな。
 
早速、息が上がる。はあはあ。ふーふー。はあはあ。はっは。はあはあ。別にエロVIDEOじゃない。肺も心臓もフル活動。疲れ果てて「少し休も」というと
「もちょっと行ったら休憩所だから」
「じゃあ頑張る」暫く行きやっと視界が開ける。
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小休止してスタート。歩く歩くひたすら歩く。泣きそうになりながらどんどん歩く。風が吹いてもどんどん歩く。足が重くてもヨロヨロ歩く。急に開けて一本杉のお大師さん。
 
 
 
大きな道が交差して、やれやれ。と思うこと二度。それでもお寺はまだまだ。野宿遍路さんが泊まれる接待小屋の前で仙人発見。やあやあと話す。「ね。たいしたことないでしょ?」ってあんた…。たいしたことあったわ!最後の下りで転けたわ!転けてちびったわ!と、心の叫び。仙人と記念撮影。
 
そして最後の登りへと。おしっこ、またちびらないよう、どこか探す。小さな橋があって、その下でする。遍路は橋の上では杖をついてはいけない。それは、お大師様が橋のしたで寝てるから。なのに、そこでオシッコ。いいのか?
 
さてのぼり。これがキツイ。もう着くぞ!そう思ってからのひと登り。そもそも足がプルプルして言うことを聞かぬのです。夫の杖も借りて、よっこいしょーよっこいしょ、と汗かきベソ書き一歩一歩です。だいぶんがんばったかな?と「残りの三分の一くらいまで来た?」と聴くと「ぜんっぜん!!」と吐いて捨てるように言いやがりました。頭の中でブチッと聞こえました。「やー。そりゃノロノロとしてるかもしれないけど、あたしだって、がんばってるじゃん。そんな優しくない言い方ないっしょや!五分の一だよ。とか六分の一だよ、ガンバロ。って優しく励ましてよ!もう一緒に行かない!お父さん一人で先に行きなさい!!ほれ。行きなよ!と、怒りをぶちまける。じっと立ち尽くす夫。行かないんなら謝って。……ごめん。
 
あっさり立ち上がって、再び歩み始める。それでも足は上がらない。数分後、「荷物持つかい?」と夫。え?どやって背負う?そんなことできる?・・・。できた。亀のように二段重ねザックを背負って歩く夫。急に足が軽くなりました。元気に焼山寺。そしてほどなく本日のお宿だ。プレハブを開けるとおじいさんとワンコが二つの椅子を並べて昼寝をしていた。
 
続きはまた。
 
 
 
すだち館さん、記憶に残る宿だ。
 
吉野   07:03出発
 
柳水庵 09:42着 10:13発
 
一本杉10:49着 10:57発
 
           12:04着 12:27発 お昼休憩
 
焼山寺 12:49着 13:49発
 
すだち館14:43着
 
神山温泉15:55着16:59発
 
 
33701歩/
20.02km/74.82km
5時間35分