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日々のタワゴト                  

If 畏怖あらざれば

▼2/2 木

このところ朝は毎日零下十度前後。けれど自分には、そう寒い!という思いはない。だって、すでにタイマーで暖房が点いている。昔の家屋の寒さに比べたら。。。朝、目覚めるとベッチンの掛布団の襟元に、うっすら霜がついている。うっかり硝子を触ったら手が貼り付いた。私たちは、そんな種類の寒さをシバレルと呼んでいた。

今朝のお弁当は手羽焼き・鶏ひき肉と卵の炒ったの・肉じゃが・チーズ・ニシン切り込み。

図書館に予約本が来たというメール。

定員オーバー空き家課まぼろし譚 (講談社ノベルス)

受け取り館を中央にしたので、雑誌類もサラッと見ておこう。

十日振りぐらいで、まとまった雪が降った。往生しながら冬を満喫しつつの夕刊配達。ほっぺたが赤くなり、チェックの帽子も真っ白になったのだった。

夕飯:鮭山漬け(今年のはしょっぱいので小一時間塩抜き)・茄子の辛味噌炒め・おくらとろろ等。

夫はTVを見ながら炬燵寝。自分も横になりたかったので、結果夫の頭を小脇に抱えるような姿勢で肘をつきTV。なんだか、そんな姿勢を取ると急に夫がイタイケなこどものような感覚に陥り(よしよし)と寝息を立てている彼の頬を戯れに撫でてみたりもした。カタチから予想外の感情が湧くことってあるのな。だから泣き真似をする女ってのも、たぶん悪い奴ではない。

アメトーク読書芸人興味深かった。又吉さんの通っぽい本屋めぐりにワクワクした。そして「面白くない本などない」という言葉に静かな感動を覚えた。作家への敬意、読む側としての謙虚さ、そして書籍そのものへの深い畏怖。