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日々のタワゴト                  

まだ転んでいない

▼12/6

降ったり溶けたり凍ったりまた溶けたり、しかしながら更に降ったり積もったりで、いよいよ冬本番に差し掛かってきた。昨日の夕刊配達では滑らない安全靴ハイパーV忍が、いかんなく、その実力を示していた。今シーズンは、まだ、転んでいない。

娘の結婚式や、メール便の配布員さんの代理配達などが重なり、少々胃をやられているのか、目覚めるとシクシク病んでいる。

けれど、長女を嫁に出したこととレイルウェイズ2の余韻で、今後の夫との人生後半戦を大切に感じることができている。夫を粗末にしたらバチが当たるな、と思えている。いつ、また、その殊勝な考えが雲散霧消するかは解らないが、とりあえず今はそんな感じ。ゆったりシアワセを感じていたら、そのうちに胃も治ることだろう。

                
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日記を書いていなかった間に読んだ本を思い出せるだけ

探偵ザンティピーの休暇 (幻冬舎文庫)ホームタウン (幻冬舎文庫)アンダスタンド・メイビー〈上〉アンダスタンド・メイビー〈下〉
小路幸也の二作品は上の娘Kが妹にと置いて行ったもの。楽しく、卒のないライトな謎解き小説。達者な感じ。もっとアクの強いのが欲しくなる。

『アンダスタンド・メイビー』島本理生の小説に出てくる心に傷を負っているが故に恋愛にグズグズになる、という女性像はホントイライラする。でも(突き抜けてくれ!)と願いながら読む。読ませる力がある。これからも読んでゆくに違いない。
脳死・臓器移植の本当の話 (PHP新書)脳死問題にひとつの疑問符を投げかける著作。しかし、明らかに「脳死は人の死ではない!」とするコレだけを判断基準にするのは危険なので、逆の立場のものも、そのうち読んでみよう。




1日10分近代文学を圧縮音声で聴こう!―脳を鍛える不思議なトレーニング高速道路を走行すると、普通の道を走った時に非常にゆっくりに感じる。よって…という理論はよく解るが、三倍速や四倍速で文学作品のさわりだけを聴くんだが脳が鍛えられている感はそうない。何より内容は理解できても面白い気持ち良いと感じるのは難しい。二倍速ならいけるかも。


おれのおばさん

おれのおばさん

父の汚職でおばさんが運営している札幌の児童養護施設で暮らすようになる主人公。様々な出会いと成長がオモロイ。続編『おれたちの青空』を読むのが楽しみだ。

ピエタ

ピエタ

 大島真寿美の新境地。ヴィバルディの史実をもとにした物語。ひとつの楽譜の謎を軸に繰り広げられる異国の物語。クラシック音楽、仮面、ゴンドラ、謎の高級娼婦、キラキラと輝く物語のうねりと魅惑的な登場人物達の織りなす運命、実に楽しゅう御座いました。