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日々のタワゴト                  

自分の「めがね」を持つ

老眼鏡

▼7/13・14

老眼鏡を買った。値段は1137円。古着屋で買ったけれど、これは新品。すでに百均の210円眼鏡を二個持っているので三個目の眼鏡。とにかく激しくモノを紛失するので掛けたいときには、そこにない日々を過ごしている。これは気に入ったし良く見えるので機嫌がいい。ささいな嬉しさで、繰り返しの日々を凌ぐのが善き小市民というものさ。飽きるな腐るな楽しくいこう。

読書は島本理生『アンダスタンド・メイビー』で停滞している。今は、まだ主人公がヨクナイ仲間とカラオケ屋にいる場面だ。(ああ。このあとコイツラにやられちゃうんだろーなー)とか、全くテンション上がらず。とうとう辛抱していた佐野さんの『死ぬ気まんまん』に手をつけてしまった。メッタ斬り」でトヨザキシャチョウに「まるでケータイ小説じゃん」と酷評され読む意欲が失せてしまったのだ。悔しい。ヒトに左右されるな。と思うがされるよね。理想を言えば、公表される書評は、すべからく、その本が読みたくなるものであるべき。と思う。だからと言ってウソをつく必要もないが。そこが自分もジレンマだったりするが。

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第145回の芥川賞直木賞は芥川が該当作なし。直木賞は池井戸氏の『下町ロケット』だった。大森・豊崎両氏の予想はことごとく外れ。円城塔に完璧に肩入れし同じ席で受賞報告を待ったトヨザキさんは、かなりのガッカリと怒りで頭の中がグルングルンしておられるだろう。なんだかんだ言っても、もっとも影響力のある文学賞なのだから、ある程度多くの人が納得のゆく、しっかりした重みと、基準が欲しいものだと思う。AKB並に選考委員を選考する選挙をするとか。そして年に一回で充分なのじゃないかとも思う。

以下、山田詠美氏の総評
http://www9.nhk.or.jp/kabun-blog/800/88997.html#more

昨日も雨の中の配達だった。あと二日で連休だ。たんたんと乗り切ろう。