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日々のタワゴト                  

超愚かな日々

▼ある日:トップランナー松山ケンイチの回前編。彼の青森なまりと合コンに参加しての感想を聞き握手したい気持ちに。「女はしなだれかかっているし、オトコは落とそうとして躍起だし「あれはもう地獄絵図」でしたね。」とか。「地獄絵図」・・・笑った。合コンという「省エネ欲望発散システム」みたいなカタチ好きじゃない。人生のるかそるかでしょ。「恋文のひとつも書いてみそ!」と言いたい。(誰に?)

▼ある日:図書館にて本を物色。ユリイカ猫特集にて角田光代×西加奈子の対談面白く読む。他にも読みたい記事がたくさん。こりゃ買いだ。でも貧乏だから買わない。貸し出し可になったら借りよう。文學会の文月悠光読書日記を読む。全く知らないが、彼女の超多忙な生活を見ていて(twitter等で)バーストして仕舞うのではと心配。美味しいと評判のラーメン屋がチェーン展開して本店まで不味くなるのと一緒。の勝手な懸念。どなたかの三浦哲朗の『忍ぶ川』についての文章も良かった。寒い国では衣をつけずに床に入り人肌で暖めあうのだ。と主人公が語り、新妻はそれに従った。という下りを取り上げおられたのが。

▼ある日:小川洋子vs津村記久子対談を読む。とても好きな世界!図鑑読み好き同志。そして小川氏は津村氏の応募した文学賞の審査員としてずっと見てこられた方。非常につぶさに見ておられる。そして意外というかやはりというか津村さんは未だにお勤めを続けておられるのだと。「社史」に社員が芥川賞を受賞と載っているとか。だからというわけではなかろうが、「社史」もオモシロイのだそうだ!こういう奇妙な人々を見るのは実に実にオモシロイ。

▼ある日:「新海物語with アグネス・ラム」導入日。なんで、いまさらアグネス・ラムなんだ、ということはさておき、チャ〜ンス♪と思って雪の中イソイソと超1円を打つため大谷地まで。途中から雪こそ止んだが寒い日だ。私が到着したのが9時過ぎ。前から7番目。じーさん・おじさん・若いの・若いの・じーさん・若いの・じいさん・私。折り畳み椅子と水筒にコーヒー、そして本・ラジオ持参。私の前のおじいさんは寒さに耐えかねてか居なくなった。
その前のひ弱な若いのはコートも着ずにコンクリートに直座り。やせっぽ眼鏡。秋田出身で札幌で路上ライブやってたとかいう声のイイミュージシャン(確認したところ高橋優といくヒト)にちょい似てる。この彼が気が付いたら鼻はグズグズ。カラダガクガクブルブル。あんまり寒そうで「大丈夫かい?熱出したらさ、今日、例え儲けても病院代に消えちゃうよ」とかって話しかける。彼は5円スロット新台ねらい。スロットしてみたいけど「目押し」とかできないしね。などと、しばらく話す。(あ、車にもう一個着るものがあると思い出し取ってくる。良かったら店員さん来るまでコレ着てて。と合皮ジャンパーを渡す。ありがとうございますと、羽織った。本を読みながら何となく足をさすったら彼が動いた。「車にたくさんあったんで」とポンデライオン膝掛けを持ってきてくれた。「ありがと」と膝に掛ける。いくらか寒さがしのげる。伊坂幸太郎『死神』上の空で読み終える。とにかくこの子も可哀想だし早いとこ入場させてくれい。と思っていたら11時半店員登場。

そして五人区切りで入場。私は二番目の組の一番。が、ねらっていた角台も右端も座られており迷った末右から三番目に座る。様々な魚群が見られる秘境モード。情報通りチョロ打ち。回りは悪くない。カメ役物の動く疑似発生してドキドキする。何度目かに三匹とも動いて魚群流れて息を呑むがハズレ。待機魚群は待機ばかりしていてクソも泳ぎやがらない。そうこうしている内に、一人当たり二人当たり、なかなか当たらなかった左のおばあさんも突然確変当たる。私以外の全員が一度は当たっている。右のアンチャンは157回で突確拾って単発当たり。だが昇格。そして切れても時短中に当たりそこから当たりが止まらない。おいらの軍資金22k。全ツッパは、せず残り3kとなって降参。無駄に950回した。途中で姉に「助けて〜」とメール。「止めたら?」とあっさり言われる。アグネス・ラムの胸の谷間は奈落へと通じていたのだ。そして旧アグネス当たり10回くらいの52回転の台で千円ナニゴトもなく終了。帰るべきか悩んだが甘デジエヴァに移動。21回当たり。121回転。これまたクソ台詞意外、ssu3が二回くらいで、何も発生せず。最後の二百円の玉を出してしばらくして長回し。ややや!やたーっ!1・3・5停止。「動け動け動け動いてよ〜!ファンファンファーン!暴走モード!」・・・ここへ来てまさかの暴走。だが上皿にはわずかの残り玉。残金あるかないかワカラヌCD機に行こうか迷う。まんず冷や冷やで打つ。かろうじて10発くらい残った時に当たりを引く。そっから13連途中15ラウンドも引いて山々三箱。即止め。6090発ゲト。カラッケツでため息つきつつ帰るのかぁと腹をくくったとこから8400円回収。大負けなのに負けた気がしていないのが味噌。

▼ある日:太田光代の花まるカフェ聞きながら郵便局へ。相変わらず押し強!でも才能があって料理が上手なのと、エヴァ好きってこともあって注目のヒト。不妊治療再開宣言されていたが上手くいくといい。そしてNごちゃんにカレンダー代送金。

そして今日も今日とて近所のHで1円。一発目に貝の中から「SP」ハイワロでしょ?とボタン♂。泡。なのに当たり。出たり止まったり二百円で長時間遊ぶ。エヴァシ者で三回当たり福音でも単発引くが、そこからノンストップで飲まれる。なけなし二千発で、沖海。またもラスト二百円で断末魔の当たり。五千発換金。綱渡り人生。ワオンで買い物して鍋。コタツで横になってテレビを見ていたら夫も背後に来て、気づきゃ夫婦でうたた寝。やっと起こして床に行かせる。が「フリーター家を買うが始まった!」と思ったら眠っていた。ラブリーガールが終わったとこ。再生しようとしたらデッキがおかしい。画面止まって録画状態。コンセントを抜いてみたらなんとかなった。ボーナスまでテレビは来ないのか?サンタさんに頼もうか。靴下には入らないだろうがな。

▼ある日:姪の子どもと遊ぶ。三歳の兄に紙鉄砲の作り方を教え、弟一歳の近くで「パーン!」と鳴らす。足を投げ出して座っているS也のカラダがビクン!と後ろに揺らぐ。一拍置いて「キャラキャラキャラキャラ!」と笑う。しまいにはカラダを床に着くくらいに折り曲げて笑い続ける。何が可笑しいんだかは知らないが、めんこくてめんこくて何度も繰り返して鳴らし、こちらも笑う。おじさんやおばさん一同も、それを見て笑う。小さな子は自分じゃ知らないでヒトを幸せにする。尊い。

▼ある日:twitter上で平田俊子さんが詩作のヨロコビを「詩を書くのはやっぱり楽しいなあ。道に迷い、書いたり消したりしながら何日もさまよううちに、ようやく目的地が見えてくる。そこに向かって歩を進める。でも最後まで気は抜けない。本当の目的地は別にあることもある。「いざ蚊枕」。約六枚。今」と語っておられて感動した。近頃ネット上で拝見する分には、どなたも皆さん一様に疲れ切っておられる。そんな中こういう素朴な「仕事のヨロコビ」を見ると、素直に、いいなぁと思う。

22日の飲み会みなさん緊縮財政なので「りーずなぶるコース」でとなったが、会場設定迷う。

ああ、こうしてひとたびは抜け出たパチンコ依存から抜け出せず今年も暮れてゆくのか。夫について、このところ思うこと・・・「悪人」を見て以来、私にとってはこの人が、この人にとっても私がも崖っぷちで半分落ちてるとこ、どこにも行けないとこ、で見つけたヒトなのだろう、と戦友のように慈しみの情。