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日々のタワゴト                  

日記再開してみるテスト

▼9/27

つれづれノート19読み始め。やっぱり日記っていいなぁ、と思う。以前のペースでできるだけ書き残そう、その時どきの自分を。

夕方、前回失敗した「林家コブヘイ式すいとん」が巧くいって食べている最中に姉から出動依頼。明日は父の通院だから来られないかと。いつも言うのが遅っ。夫が長い代休中なので伺いを立ててから返信。夜の内に出発。二人きりがしばらく続いて疲弊していた私は、気分転換できるので明らかに浮かれ、夫は、というと少し不機嫌に。

ここ数年歳をとったせいで、鳥目傾向があり、夜の運転はモノが見にくくて億劫なはずなのに、ややオダッテイルので気分良く山道を走る。ケーキを買って峠越えをし、下の姉宅にいるお産待ちの姪のところに和三盆とシフォンデコ半分を届ける。父がまだ起きているかもしれないから玄関先でお腹を触り、ちょこっと話して実家へ。

父は大音量で名外科医の番組を点けたまま眠っていた。消すと目を覚ましたので「父さん」というと、

「おお。来たのか。Kは帰ってきたか」

しょぼしょぼ話す。

あとは、ときたま様子を見に来る姉と話し、ピッチャーいっぱいのビールをグイグイ飲み、SMAPと名医を見る。結局、さんまはさんまなので、名医の方に引き寄せられる。肥満外科手術の先生のあっけないほどの開腹しない胃切除と小腸短縮手術の素晴らしさに魅せられる。アタシもお願いできないモノか!と、思うが、この多忙振りからすると、糖尿その他の肥満による切実な状況がないとムリに違いない。

残しちゃイカンとビールを飲みきり、眠りについたが、深夜三時過ぎ隣のカラオケ騒音で目を覚ます。勘弁してくれい!と叫びたいほどの音量。観念して起き、トイレに行く。そして冷蔵庫をあけて牛乳を一杯飲んで一服つける。値上げこの機会に禁煙する人が5割近くいるらしいが、私はお金もないくせに5カートン買いだめ。

横になってラジオ深夜便をイヤホンで聴き始める。前川清の歌声を聞きながら藤山直美との舞台どんなんだろう?おかしいだろうなぁ。(ぜったい沢田研二より味わいがありそう・・・)とか思う。でも、つれづれ読みながら。片手間に聴いていた。そして、四時台は伊藤比呂美の第二夜。

簡単で素っ気ないように取れなくもない経文の訳がスルリと頭に入ってくる。伊藤さんの関心がお経の世界に向かった所以、とても納得がゆく。度々の結婚、離婚、(心理的)子殺し、親不孝他数々の悪行をなした自分への懺悔。

「悪人にこそお経は必要」というところなど、共感して葛湯を飲んだようにぽってりとお腹に入ってあったまったと感じる。