■ 日 日 夜 夜 ■

日々のタワゴト                  

イヌもあるけば



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目覚めると常にゴチャゴチャしている我が家がサッパリと片付いていた。娘の仕事。ありがたい。今日も仕事の夫にご飯を食べさせ、娘と川に沿った道を歩く。いつもよりはゆっくりのペースで。川を臨む木にはカラスの巣があり、どうやら卵を暖めている様子だった。巣から扇形の尻尾だけがパタパタと動いていた。お母さんガンバレ。

二人でノックやキャッチボールをしていた10代男子二名発見。「中学生かな?」と娘は言った。いや違うね」と主婦探偵おっか。『彼らは大学生もしくは専門学校生だね。中学時代は野球部。進学してきて体育会系サークルには、所属していない。昨夜はコンパの帰りに友達の家に泊まって、遅く起きた今朝、カップ麺をズルズルしながらアキラが「なぁ?体動かしたくね?」「お!いいね!野球したいよな」「よし、河川敷行くべや。一階の佐藤がグローブとか持ってるはずだ」ってな感じさきっと。片っぽ茶髪だし』「キャハハ。脚本家だね」などという会話も交わした。よちよち歩きのこどもと三歳児を連れたお父さんがボール遊びをしている。中年二人がテニスをしている。ニット帽をかぶった青年がシーズーとボール遊びをしている。・・・のどかだ。

本屋を眺め、私はyomyom購入。佐野洋子を読む。ああ。あと何度この人のエッセイを読めるだろう。悲しくなる。病床で、もう口のきけない岸田今日子が佐野が癌であることを聞いて一筋の涙を流した下りに胸が詰まる。高山なおみの「ぶじ日記」を読んで山の家での暮らしに期待がふくらむ。ひとごとでこんな風に楽しめる自分は幸いである。自宅へ戻る。途中、母の日だからとケーキを買って貰った。昨日は百均でいいから〜と、言ってウォーキング用の手袋と予備の老眼鏡も買って貰った。これまた幸いである。

本を読んだり録画してあった古畑任三郎をみたりして娘は帰り、夫が早め帰宅。が、買い物行きたくない。どうしても行きたくない。と、あるものでオムライスにしようと決めた。でも途中でチャーハンに変更。卵を三個割ってチキンスープ、塩、片栗粉、水を混ぜて卵あんかけを作り最後に乗っける。Mヘじゃないが「わたしゃ天才か!?」と思うくらい美味しい。

ビールがないので歩いて買いに行く。お腹がふくれたせいなのか、今度は全然億劫じゃない。戻ってきたら電話のベルがなって留守電メッセージが流れたので、またかと階上の夫に「でなさいよーー」と大声で言ったら丁度出た。義母から。やべ。聞かれたか。母の日の花のお礼と近況報告。義父も義母も知らない内に、入院して、そして退院もしていた。長男坊、役立たず。申し訳ない。

ひざまくらなんかしてダッシュ村を見て就寝。