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日々のタワゴト                  

ひとりラーメン



▼11/26 木

仕事中の信号待ち。

黄色いカバーをかけたランドセルを背負ったおかっぱの女の子が横断歩道を横切った。

両の肩紐に手をかけ、ゆるゆるのもこもこブーツを投げ出すように、よいしょよいしょと不自然に歩いている。そのたびにサラサラの髪も揺れる。ああ、そうか。白い線の上だけを踏むように渡っているのだ、と気付く。あんな頃があったなぁ。想像の中では白くない部分が深い深い海だったりしてさ。知らず知らずに目尻に皺を寄せてにんまりと見つめる。こんな情景で暫しの間、連日の配達地獄を忘れさせてもらった。

2時間超勤後、賀状を発送して一人ラーメン。初「てつや」。思ったよりくどくなくてコクのあるスープ。力のある麺。そして職人さんがハンサムだった。江口洋介渡部篤郎と週刊ブックレビューの男の子を掛け合わせた感じの爽やか青年。しかも店外まで見送りつき。床屋以外で初めて。

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あと二日、あと二日待てば。・・・・・・・休み。

夜更けに帰宅した猫タラから夜の匂いと冷気が漂ってきた。

夜なんぞ連れてくるなよ。寂しくなるじゃないか。