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夫が泊りがけの仕事に出て、久しぶりに一人酒。
録画していた「ちあきなおみ全集」を見ながら、、、。
左下をクリックすると (黄昏のビギン)
仕事は、先週から間断なく忙しく、日暮れの早くなったこの季節の早すぎる闇は、私たちの心をサイナム。私は、なんだって、暗闇の中こんな時間まで郵便配達なんぞしているのだろう?そんな侘しい自問自答の責め苦を味わいながら日々は過ぎてゆく。
父の病状は、コレといって悪い所見もないというのに、あいも変わらず食は細く、さっぱり生きてゆく気力が伺えない。孫たち一同に、じいいちゃんを元気付ける手紙を書いてくれるようにお願いしてはみたが。
そんな中、「ヨコミチヨノスケ」は、じんわりと私を暖めてくれた。コレといって取り得もない男なのに、こんな風に好感を抱かせしめる奴の味わいは、するめのように滋味がある。
読みたい本がなくなって、本日は仕事と所用の後、書店へ。
三冊購入。
先日も姉に「よくこういう安くもない本をポンポン買えるね」と言われたが、「いずれこのお金もパチンコで摩るに違いない」と思うと、大概の支出は意味のあることと思えるからあら不思議。この間も7000円のこーとドールのケーキを頼んだところ「おっか金持ち!」というので「だって7000円なんてパチンコなら30分でなくなるじゃん」と応えるとMヘヅさんに「何でもかんでもパチンコに換算するの止めれ!」と、アドヴァイスされた。が、そうはイカの金玉。
免許の更新に行ったら免許証の入った財布を忘れてきていて空戻り。苦難は続くよどこまでも。
ちあきなおみの歌声にひきづられるようにビールを飲み続け、フラフラ。怖いもの見たさのように、この人の歌に魅了される。トイレに行くとグラグラしていてまっすぐ座れず怖かった。ちあきさんの歌う友部唄「おいでおいで」もブルブルするくらいに、こあかった。黄昏の小道は、マッサージを受けているかのように、たいそう良かった。