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日々のタワゴト                  



深夜食堂 2 (ビッグコミックススペシャル)深夜食堂 1 (ビッグコミックススペシャル)深夜食堂 3 (ビッグコミックススペシャル)

▼3月

自分のケータイ電話、辞書の履歴を見ると、最後に調べたのは「間抜け」であった。なにゆえに「まぬけ」を調べたかったのか。今は、もう思い出せない。なんにせよ、自分が紛うことなき「間抜け」であるという事実は曲げられないのであるし。

本日は娘とTきさむ温泉へ。

私はマッサージ四十分コース。娘は二十分。

今までに受けたどのマッサージとも異なるカンジ。後半仰向けになってから、両腕を上に上げて交差させ、脇のリンパをほぐされたり、股のかなり際どいところのリンパまでほぐされ、くすぐったい、というかもどかしいというか。(ああ。これが噂の・・・)と、思うのであった。

それにしても雲一つない青空で、屋上露天風呂から周囲を見回すのは天下を取ったかのような気持ちよさであった。コレを書いてすぐ(ん?天下なんか取りたくもないし、ちょいと不適切に聞こえる表現ではあるまいか?)と、思ったものの、やっぱそんな気持ちなのだからいいか。人生に誤解は付き物だ。

シイナ私小説は、ひたすら懐かしい味がする。一般に「擬音・擬態語は非(純)文学的なものである」と、されているようではあるが、そんなことはどーでもよろしい。いちえさんとの出会いの頃、意気投合したのが、スウェンヘディンらの冒険家の話の他に、宮沢賢治の童話の話であったというアタリで、そーか、そ−であったか、それはもう、ドッドドドウド的に必然の出会いというしかないかもな。とも思うのであった。

後少し残したところだったのに、間違って娘が家に持って行ってしまった。なんだか、中途で断絶した本がにょっきにょきと都会のビル群のように、立ちはだかって来ている。

姉からメールあり「Eが安部夜郎の『深夜食堂』を読みたいと言っている。持ってる?」という。聞いたことなかったが、ちょうどあぶく銭を手にしているところだし、仕事帰りに探しに行って送ってやるよ、と返事。本人にきくもマンガなのかなんなのか把握しておらず。いや、たぶん字の本だ。という。書店で検索してみると、それは819の棚にあるという。・・・ってことは、やっぱマンガじゃん。

帰宅して、ご飯支度して、読み始める。これは、なかなか味のある乙なマンガであった。早速エクスパックで発送。