■ 日 日 夜 夜 ■

日々のタワゴト                  

▼2/



「ねたあとに」とは、長嶋有とおぼしき小説家と、その仲間らが、ひたすら山小屋でダラダラと過ごす様子を描いた話。タイトルは、自分が寝た後に皆が楽しいことをしていたら悔しいと、いつまでも眠らずに、遊ぶという意味。「遊び」とは、ギャンブルとか酒とか「女」とかじゃなくて、軍人将棋やらダジャレしりとりやら、麻雀牌を用いた競馬なんぞという酔狂なもの。ばっかじゃねぇの、とか、しかし、アホだねぇ、とか思いつつ頭も体も弛緩してきて、ゆるい幸せに身をゆだねる。温めの温泉につかっている気分。なんとなくスッキリしないものが、胸にしこっていた自分には、丁度良いタイミングでやってきた本だった。

よしもとばななのサイトで見かけた「卵巣呼吸」なるものに興味を覚えて

『Taozen瞑想エクササイズ』[rakuten:book:12049320:image]ってのにも目を通してみた。掌をおでこの真ん中のチャクラにかざすのは、本当に暖かくて気持ちが良い。第三の目よ開け!当たるパチンコ台を私に教えよ。・・・って、あなた動機が不純なんだわ。

それにしても

『猫を抱いて象と川を渡る』?(お試しで記憶のままに書いてみたら、やはり、間違っている。『猫を抱いて象と川を泳ぐ』じゃん。はは。)いや、まだ間違っていた「川を」は、いらぬ。どこまでも抜けてるぅ。どこへきえてしもたか。気になるが、必然があれば、そのうちに私の前に現れると思って必死で探してはいない。要は、ただの怠慢だが。

そして、今日も、また雪がしんしんと降ってきた。

春よ 来い!